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直結コース(今回のコースと同じ適性が要求されるコース)：京都芝1600外、東京芝1600ｍ、中京芝1600ｍ、新潟芝1600ｍ、京都芝1800ｍ、京都芝1600ｍ

【推奨馬の見解】
コース（レース）の特徴：今年の朝日杯ＦSは（例年の阪神競馬場ではなく）京都開催となる。京都芝1600ｍは外回りを使用する右回りのコース。スタート後に直線が続いてコーナー２回でゴール前の直線は長くて平坦、コースに占める直線部分の多さからフルゲートのG1なら差し有利になりやすい。同じコースで行われた先週の阪神JFは、京都外回りを使う京都芝1800ｍを勝利した馬が８人気２着と７人気３着に激走した。朝日杯FSも京都外回りコースの実績に注目、その他、最後の直線が長くて同距離の東京芝1600ｍ、新潟芝1600ｍを激走した馬に注目する。

本命馬の見解:◎ミュージアムマイルは京都芝コースを連勝、前述したように京都外回りコースの京都芝1800ｍで未勝利を制したことを評価する。そして前走は京都芝2000ｍの黄菊賞を出負けするもマクって勝利、先週の阪神JFは距離短縮ローテの差し馬が馬券圏内を独占しており、ミュージアムマイルも距離短縮でマイル戦に出走して直線の差し脚に注目する。

対抗馬の見解:○アルテヴェローチェは、直結コースの東京芝1600ｍで重賞のサウジアラビアRCを勝利した。サウジアラビアRCの勝ち馬は(阪神開催ではあるが)近５年の朝日杯FSを２勝（３連対）している。同距離のマイル重賞の勝ち馬、朝日杯FSに出走する王道ローテの１つなので好勝負を期待する。

単穴馬の見解:▲エルムラントは新潟芝外回りコースで未勝利を制したが、スタート後と最後の直線が長い新潟芝1800ｍを勝利したことを評価する。今回の京都マイルも同様のコース形態となるため、穴馬として注目できる。前走の葉牡丹賞はコース形態の異なる中山芝2000ｍを逃げて惨敗したが、京都マイルへのコース替わりがプラス材料。今回は距離短縮して折り合うことで未勝利を制した時のように差し脚を伸ばすことを期待する。

複穴馬の見解:△タイセイカレントは中京芝1600ｍの新馬を快勝して、東京芝1600ｍのサウジアラビアRCを４人気２着に好走した。前走は出遅れて最後方の位置取りになったが、上がり最速の末脚で２着まで差してきた。発馬を決めれば前進を期待できるため、G1レースでも馬券圏内を争える。