まぐの予想

11R
ターコイズS GIII
12月14日(土) 15:45 中山 芝1600m
予想印
12ビヨンドザヴァレー(6人気)
14ドゥアイズ(3人気)
6アルジーヌ(2人気)
1モズゴールドバレル(15人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し
12
相手
614
2通り 各1,100円 払い戻し6-12:1,100円x24.6倍=27,060円
馬連通常
112
200円
ワイド流し
12
相手
614
2通り 各3,300円 払い戻し6-12:3,300円x8.8倍=29,040円 払い戻し12-14:3,300円x10.5倍=34,650円
ワイド通常
112
600円
3連複1軸流し
12
相手
1614
3通り 各100円 払い戻し6-12-14:100円x42.3倍=4,230円
3連複通常
61214
100円 払い戻し:100円x42.3倍=4,230円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 99,210円
収支 +89,210円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 6 アルジーヌ 2人気
2 12 ビヨンドザヴァレー 6人気
3 14 ドゥアイズ 3人気
4 1 モズゴールドバレル 15人気
5 2 アドマイヤベル 8人気
6 4 イフェイオン 5人気
7 5 フィールシンパシー 4人気
8 7 ミアネーロ 1人気
9 15 シングザットソング 10人気
10 11 ワイドラトゥール 7人気
11 10 ミシシッピテソーロ 14人気
12 13 セントカメリア 13人気
13 8 ペイシャフラワー 9人気
14 3 キタウイング 12人気
15 16 コナコースト 11人気
16 9 マメコ 16人気

払戻金

単勝 6 
530円 2人気
複勝 6
12
14
190円
300円
190円
3人気6人気2人気
枠連
  • 3
  • 6

1,050円 4人気
馬連
  • 6
  • 12

2,460円 11人気
ワイド
  • 6
  • 12

  • 6
  • 14

  • 12
  • 14

880円
560円
1,050円
8人気3人気13人気
馬単
  • 6
  • 12

4,460円 16人気
3連複
  • 6
  • 12
  • 14
4,230円 10人気
3連単
  • 6
  • 12
  • 14
25,450円 65人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

【全頭解説付き】有利な条件が揃ったここは堅実に走れる……!

展望:
M〜Hペース想定:内枠有利・先行有利

先週は3.4角で外を回しても伸びて来られる内外フラットな馬場状態。
すぐコーナーに差し掛かるマイルはやや内枠有利でしょう。位置さえ取ってしまえば、外枠も不利にはなりません。
ここはペイシャフラワー陣営が「逃げた時の走りがいい」「52キロを生かして思い切った競馬を」と述べており、この馬が主張するはず。
フィールシンパシーやマメコ、ビヨンドザヴァレーらが続き、スローにはなりそうもありません。MペースからHペースになり、それでも高速馬場故に先行有利と予想します。また、土曜は直線の向かい風もかなり強く、これも先行有利に拍車をかけるはずです。

 

◎12.ビヨンドザヴァレー
あまり速い上がりを使えないタイプの先行馬。
前走・清水Sは800m通過48.0秒の超Sペース。2番手からの競馬は恵まれていますが、時計が掛かり気味の京都でL4を45.0秒でまとめたのは立派でしょう。35.0秒の過去最速タイの上がりをマークしました。
前々走・長岡京Sは600m通過34.1秒のHペース逃げ。残り数十メートルまで先頭。最後の最後に4頭に捕まって0.1秒差5着に脱落しました。
現状、中緩みができるマイルの方が良い印象です。中でも上がりの掛かりやすい中山マイルはベストの可能性まであると考えています。過去に1度も使っていないのが不思議なくらい。平坦ベターと考えているのかもしれませんが、過去、急坂のある阪神で負けてきた時は全て展開不向きでした。
元々、オープンまで出世できると思っていた馬なので、53キロはかなり有利。中枠の逃げ・先行馬を追いかける形でレースを運べる枠も悪くないところでしょう。
本命。

 

○14.ドゥアイズ
ヴィクトリアマイルの本命馬。当時はマスクトディーヴァをブロックしながらよく伸びてきました。3着マスクトディーヴァには惜しいクビ差の4着でした。当時は大外枠はプラスだと考えていましたが、中緩みのない超Hペースになったことで、3.4角で外を回されたのは不利に働いたと判断しています(3.4角で緩むからこそ、東京マイルは外枠の差し馬が恵まれやすい)。その中での4着だから高く評価して良いでしょう。
続くクイーンSは初角をほぼロスなく回り、3.4角では勝ったコガネノソラに付いていく形を取ったという話。そこで逆手前になったことが痛かったそうですが、0.1秒差なら負けて強し。本馬の力はここでも上位でしょう。
3歳初期までは速い上がりを使えないイメージでしたが、昨年12月のリゲルSでは上がり33.1秒をマーク。続く洛陽Sは、時計の掛かっていた京都してはかなり速い1.32.6で走破しています。
マイル戦でこの馬を軽視することはできません。アルジーヌがリステッド勝ちで55.5キロ。こちらはG14着があるのに55.5キロ。トップハンデタイでも恵まれたのでは。クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗で、ここは最低、賞金を稼ぎたいところでしょう。外すぎる枠ですが、ペイシャフラワー・マメコ・ミシシッピテソーロ・ビヨンドザヴァレーに付いていく形なら。

 

▲6.アルジーヌ
前走・カシオペアSは行き脚がついて先行。1000m通過58.0秒のHペースだったのでやや前すぎる位置でしたが、直線で早めに抜け出すと差し馬たちを完封。1.44.8も好時計で、牝馬同士なら力上位でしょう。
前々走・クイーンSはすぐ内のコンクシェルに付いていく形で出していき、好位のインに収まりました。3.4角もインをロスなく回り、直線も内から伸びてくるほぼ完璧な立ち回り。51キロの3歳2騎には差されましたが、ヴィクトリアマイル4着のドゥアイズの追撃はハナ差封じ込めました。相手関係を考えるとよく頑張っています。
トップハンデタイの55.5キロがカギですが、本馬の先行力はここでは強力な武器に。内外に先行馬のいる枠の並びですが、西村淳也騎手なら主張してくれそう。もし控える形になっても競馬はできるので問題はありません。

 

△1.モズゴールドバレル
どこかで穴をあけると思っている馬。
オープン入りしてから最も好内容だったのが4走前のクイーンS。4角でインにこだわったことでエンジンが掛かるのが遅れてしまいました。早めに外に出して位置を押し上げていくべきでした。鞍上も「4角から消極的に乗ってしまいました。折角乗せていただいたのに申し訳ないです……」と反省の弁を述べていた程。洋芝適性の高さは見せました。
持続力を活かすタイプでしょう。
3勝クラス勝ちの秋色SはL3が全て10秒台。速いラップを3連続持続したことで、速すぎる脚を持続する能力が求められた一戦なのだと思われます。前半3Fがスローで、後半5Fが速くなりやすい京都芝1600m、もしくは速いラップが持続する高速持続戦がベター。昨年は高速持続型のラップになったので、最内枠を上手く活かせば。
53キロは近走で最も軽い斤量です。

 

以下は無印の馬について。

 

2.アドマイヤベル
前走・秋華賞は五分のスタートで中団インに待機。3.4角もインでほぼロスなく乗れましたが、伸びずに1.4秒差の大敗。力負けだと思いますが、鞍上は「マイルとかでもいいかもしれません」と述べていました。
3走前・フローラSは好位追走から完勝。勝ち時計の1.59.0は優秀ですが、L5が59.7秒で、L2が11.6-11.8。ハイレベルだった昨年の勝ち時計が1.58.9で、L5が58.1秒、L2が11.3-11.6。今年はレベルが高くなかったという判断を下しています。
マイルへの距離短縮に期待したいところ。54キロは恵まれているので、位置をしっかりと確保できるかがカギ。
3.キタウイング
前々走・信越Sでは13番人気で3着と穴をあけました。
このレース、馬場やペース的には外枠の差し馬が有利で、バイアスに沿った競馬ができています。3着とはいえ、他の人気馬が展開面などで力を出せなかった分、浮上してきたという印象。1.20.8は馬場差込みでも優秀とは言えず、1400mに加えて展開・馬場がドハマりしたと言えます。
ここで好走に導いた丸田恭介騎手(追い込み型)&52キロはプラス。
マイル戻りがどうか。
4.イフェイオン
フェアリーSは5.6F目に大きく緩んで、L2が11.5-11.4の加速ラップに。この型のラップは多くの馬が楽できているので、3.4角で如何にスムーズに加速できたかが勝負のカギを握りやすい。外からスムーズに加速できた本馬は恵まれたという判断。外を回されるロスよりもスムーズな加速のメリットの方が大きかった。
前走・クイーンCは出遅れ。道中は後方インで我慢。3.4角では外目に出して進出。一列前にいた勝ち馬を追いかける形になりましたが、勝ったコガネノソラに離されてしまいました。
前々走・マイルCは中緩みが大きく、先行馬が有利。好発を切ってインの好位。直線、すぐ前で発生した不利をほぼスルー。5着は立派ですが、走破時計は1.33.2に留まります。
54キロとマイル戻りはプラスですが、まずは古馬オープンで通用するのか、静観したいところ。
5.フィールシンパシー
前走・府中牝馬Sは5ヶ月明けでしたが、陣営はリフレッシュして良くなったと述べていました。スタートを決めて、いつもよりも控える競馬。1000m通過58.7秒のHペースだったので控えたのは良かったか。最後まで止まっておらず、この馬としては33.7秒の上がりはほぼ限界値。0.6秒差6着はよく頑張りました。
前々走・ヴィクトリアマイルは好発。800m通過45.4秒の超ハイペースで、コンクシェルを行かせての2番手から。かなり厳しいペースだったので度外視で構いませんが、すぐ後ろにいたフィアスプライドが2着に踏ん張っているのでHペース耐性ではやや劣るのでしょう。
前々走・福島牝馬Sは先行馬有利。位置を取ったことで外枠の不利は帳消しに。ウインピクシスを競り落としての2着なら想像よりも粘った印象ですが、勝ったコスタボニータは致命的な不利を受けていました。
昨年の2着馬。当時は800m通過46.8秒での逃げでしたが、これは馬場を踏まえると実質的にSペース。ロスのない競馬が叶ったとはいえ、力ある馬たちに先んじての2着。この時の53キロから今回は54キロと1キロしか増えていません。昨年の中山よりも今年は高速馬場。
先行力を活かせれば良いのですが、外からペイシャフラワーとアルジーヌも主張してきそうで、位置を下げる危険性も。抵抗した時はペースアップしそうで、いずれにしても難しい枠の並びになりました。
7.ミアネーロ
前走・秋華賞はスタートを決めて後方待機。大逃げがあって1000m通過57.1秒の超Hペースに。ロスなく乗れたとはいえ、直線はインからかなり良い脚で伸びてきて馬券内があるかと思うほど。残り100mで脚が急に鈍りましたが、2着とは0.3秒差。大健闘でしょう。
前々走・紫苑Sは開幕週としては絶好の最内枠。中団インで流れに乗り、直線やや外に持ち出すほぼ完璧な競馬ができました。負けたのはアンラッキーではありました。
3走前・オークスは鞍上が「1番枠は厳しかったです」と述べていました。道中は内をロスなく進出していきましたが、前の馬が馬場の悪い内を避けていたからこそできたレース。直線も伸びない内を通されたので進路面の不利が響きました。鞍上は「まだ体力的に2400メートルを走り切る体ができていません」と述べていました。オークスや秋華賞の内容からマイルへの短縮は大きなプラス。
4走前・フラワーCは道中イン。直線は残り200m手前で少し外に出すほぼ完璧な立ち回りでの勝利。
上手く立ち回られるタイプなので、内枠が欲しいと思っていました。この中枠は極めて微妙。ルメール騎手だけが怖いところですが、この馬で位置は取れそうにありません。
8.ペイシャフラワー
Hペース耐性の高い逃げ・先行馬。
前走・カシオペアSは外枠から行く気を見せず、中団前目で控える競馬。馬場の真ん中からそれなりに伸びていますが、残り200mを過ぎて少し甘くなったか。
前々走・納屋橋Sは2番枠から積極的に逃げ。中京マイルらしく800m通過47.1秒のSペース。道中で2馬身差のリードを築き、最後までその差をほぼ詰めさせませんでした。展開に恵まれたのは確か。
陣営によれば、この納屋橋Sは状態面が今ひとつで、前走・カシオペアSの方が良かったという話。マイルなら積極的に逃げそうですが、持ち時計が1.33.5まで(納屋橋S)。1400mでも1.20.7が最高。重賞での力関係が大きなカギ。
9.マメコ
芝では1200mしか経験のない馬。
その1200mでも苦戦しているようでは……。また、直線平坦コースの方が良いタイプで、中山マイルが合うかどうかは疑問です。
10.ミシシッピテソーロ
3走前・多摩川Sはまさかの先行策。鞍上は「いつもは差す脚質なのですが、メンバーを見て、人気どころに差し馬が多く、同じところでは勝てないと思い、あの位置からに……」と述べていました。これが最高の判断でした。600m通過35.1秒と緩いペースで、差し馬が位置を取った以上、勝って不思議のないレースでした。あまり速い上がりを使える差し馬でないので、全てが上手くいったと言えるでしょう。
恵まれて勝ったことでオープンで苦戦傾向。前走・オーロCは0.4秒差でしたが、勝ち時計が1.20.7と遅く、レベルの低かった一戦で。
11.ワイドラトゥール
デビューから3戦、上がり最速をマーク。カリフォルニアクローム産駒にしては切れ味がある馬です。
桜花賞は距離を危惧しましたが、道中は最内枠を活かしてロスなく乗り、直線で伸びる外へ。完璧に乗れたと思います。
前々走・アジア競馬連盟トロフィーは札幌最終週の外差し馬場。本馬は内枠先行の形になったので度外視でも。
前走・長岡京Sは600m通過34.1秒のHペース。ソロっと出て中団やや後ろから。道中はインで脚を溜めて、直線でやや外へ。空いた進路を一直線に伸びて差し切りました。1.20.0ならオープンでもやっていけるのは確か。
マイルはやや長く、脚を溜める競馬でなければ厳しいはずです(先行したチューリップ賞はHペースだったにしても惨敗)。溜める競馬で届くかがカギ。11番枠もマイナス。
13.セントカメリア
前走・アンドロメダSはこの馬にしては行きっぷりが良く、中団外目を追走。直線も外で、それなりに伸びていました。鞍上は「今日の感じなら2000mは長い感じで、1800mくらいが合いそうです」と述べていました。
追走力のなさに
前々走・府中牝馬Sは出遅れて最後方から。上がり33.2秒を使っても追い上げられない展開になったので度外視でも。
3走前・小倉記念は1000m通過57.6秒のハイペース。超高速馬場で前も残れてはいますが、基本的に差し馬有利だった判断。終いの脚は一番だったものの、届かず0.3秒差5着まで。
追走力のなさを理由に、府中牝馬Sでは嫌いましたが、前走のような行きっぷりがあるなら……内枠を引ければ……と考えていました。この馬は内枠が欲しかったところで、13番枠からでは枠の並び的にも厳しい戦いになりそうで。
15.シングザットソング
前走・スワンSは意外な先行策。ポートアイランドSで先行させたことで位置を取りやすかったという話。ただ、600m通過34.0秒のHペースを追いかけた分、外の差し馬に展開が向きました。速い流れを追走しながら終いまで脚色はしっかり。0.3秒差の5着なら上々です。
前々走・ポートアイランドSは好発を決めて好位へ。エエヤンの大逃げで800m通過46.1秒と速くなりましたが、離れた3番手なら苦しい位置ではなかったはず。直線早めにアスクコンナモンダに交わされると、最後はジューンオレンジにも差されて4着に脱落。
3.4走前は前有利の展開に泣く結果に。
5走前・安土城Sは直線の追い風が強く、Sペースながら差し馬有利。2着を追い詰める際どい3着でした。
6.7走前は外差し馬場の中、内目を通しての4.5着なら悪くありません。
マイルまで守備範囲とはいえ、1400mがベスト。
Sペースを先行する形なら、と考えていたので、15番枠は最悪。距離ロスを防げそうになく、厳しい。
16.コナコースト
長期休養明けの前走・カシオペアSは行きっぷりが良く好位追走。1000m通過58.1秒は速く、負けたのは仕方ないにしても、直線に入ってからはアルジーヌにどんどん離されてしまいました。
馬体増に関しては成長分。追い切りでは好時計を連発していました。
前々走・東京新聞杯は戦前から陣営が「先週末あたりから状態がアップしてきて、今週はこの馬らしい動きをしてくれました。牡馬相手でもやれる力はあるはずです」と前向きな発言が出ていました。ほぼ五分に出て好位追走。直線では早くも手応えが悪くなり、殿負け。少し不可解な敗戦でした。
昨年のターコイズSは外枠から「普通に出していくとかなり外を回る」ことになるため、控えたという話です。その後もインには潜れず、外を回される形に。ペースも馬場を考えれば速くなく、展開も向きませんでした。度外視で構いません。
秋華賞とオークスは距離も長かったのでしょう。
昨年の桜花賞は文句なしに強い内容。長期休養明けを一度叩いたことで、当時の力を出せるようなら。
母系が早熟型の血統なのは気がかり。それでも内枠を引ければ……と思っていましたが、16番枠ということでは買えません。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。

公開日時:2024/12/13 13:26

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