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直結コース(今回のコースと同じ適性が要求されるコース)：東京芝2400ｍ、東京芝2000ｍ、京都芝2200ｍ、阪神芝2200ｍ

【推奨馬の見解】
コース（レース）の特徴：日本を代表するコース（＝東京芝2400ｍ）で行われる最高峰のレース、ジャパンＣの激走馬には、わかりやすい傾向がある。それは近５年のジャパンＣの１〜３着馬を見ると、全15頭中13頭が東京芝2400ｍの日本ダービーまたはオークスを１〜３着に激走していたことである。日本の競馬は牡馬がダービー、牝馬がオークスを目指すため、ダービーかオークスを勝つために生産、育成、調教が行われ、デビュー後のローテーションが組まれる。つまり「日本の強い馬＝東京芝2400ｍに対する適性が高い馬」になりやすい。古馬の最高峰のレースといえるジャパンＣも同じ東京芝2400ｍで行われることで、ダービーかオークスの激走馬が活躍しやすい仕組みになっている。この傾向を踏まえて推奨馬を挙げていくと攻略しやすい。ちなみに昨年のジャパンＣを的中させたが、１着はダービー２着馬、２着はオークス１着馬、３着はオークス１着馬、例年の傾向通りに買えば簡単に取れるレースだった。

本命馬の見解:◎ソールオリエンスは、同コースの東京芝2400ｍにて日本ダービーを２着に好走。前述したようにダービーかオークスの激走馬を推奨するが、該当馬の中で人気薄になりそうな同馬に注目する。中山・阪神よりも東京・京都向きであり、古馬になってから不得手な中山記念と大阪杯を凡走したが、適条件の宝塚記念を激走した。休み明けの天皇賞(秋)は逃げ・先行の人気薄が２〜３着で展開不向きも、前走を使って上積みを見込める。さらに距離延長がプラス材料になるため、叩き２走目の得意コースで変わり身を警戒する。

対抗馬の見解:○ドウデュースは皐月賞３着から日本ダービーを制しており、皐月賞よりダービーの方が着順が良かったことから、東京芝2400ｍに対する適性の高さを評価する。昨年は良化途上のジャパンカップを４着だが、今年は天皇賞(秋)を制した後で好調維持して勝ち負けを期待する。

単穴馬の見解:▲シンエンペラーは日本ダービーを７人気３着に好走、ジャパンCの激走条件に該当する穴馬として注目する。日本ダービーは出遅れて中団の位置取りになり、そこから上がり２位の差し脚を使うも前が止まらない流れで３着、しかしながら差し馬の中で最先着だったことは評価したい。凱旋門賞はフランスの重馬場で参考外のレース、今回は東京芝2400ｍに戻るため見直しが必要となる。春に３走目のダービーを好走しており、秋も３走目の適条件で大駆けを警戒する。

複穴馬の見解:△チェルヴィニアは今春にマイル戦の桜花賞を凡走したが、叩き２走目で東京芝2400ｍのオークスを勝利した。その他、東京芝コースでは重賞のアルテミスSを制し、広くて直線の長い東京は能力を発揮しやすい。オークスの勝ち馬で激走条件に該当、３歳牝馬で斤量差も活かせるため激走を警戒。

ヒモ穴の見解:☆スターズオンアースは東京芝2400ｍにてオークスを制し、ジャパンカップを３着に好走した。昨年のジャパンカップが約６ヶ月の休養明けのため、今年も休み明け緒戦の得意コースで馬券圏内を争える。

ヒモ穴の見解:☆ジャスティンパレスは昨年の有馬記念で○ドウデュースの0.3秒差４着、前走の天皇賞(秋)で○ドウデュースの0.3秒差４着に善戦した。レベルの高い２つのレースで同じような結果になり、○ドウデュースを評価するなら流す相手として推奨する。