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◆東京ダートの馬場想定

　金曜朝時点で含水率11.5％の稍重だが、土曜には良まで回復はしてきそう。８％台程度をイメージして、少し上がりが出やすいダートを見ておく。1600mは外枠差し、1400mと2100mは高速決着の内枠差しが決まる馬場を想定。

東京9R　カトレアＳ　ダート1600ｍ
レース質：外枠・差し・短縮・ハイペース

人気該当馬：12.ナチュラルライズ

　世代限定ダート戦で、逃げ候補が芝発走の内枠に入ったことでハイペースになりそう。馬場の乾き次第だが、テンに流れると中盤緩んで外からの押し上げは利くので、外枠の差し馬のうち、芝発走で少し位置が取れる馬が恵まれるレース質。

15.タガノバビロン
　新馬戦では掲示板を外枠勢が占める中で、内枠から上がり最速を使って差し切り。仕掛けの遅い2Ｆ戦だったが12.1-12.1でまとめた切れ味は少し含水率が高めの馬場で生きる。前走2着馬は次走で勝ち上がっており、レベルも低くない。8枠を引いたことで、脚を溜めながらもある程度の位置は確保できる。

10.クレーキング
　前走は内枠主導のラチ沿い先行有利で、かなり強い相手に対して外枠差しで0.4秒差ならむしろ評価。4着馬は次走で交流重賞を圧勝。距離延長ローテで追走力を補完しつつ自然に位置が取れるのはよい。湿った馬場のハイペースで、短縮馬が追走に苦しむようなら、延長差し馬が台頭するパターンも見ておく。