netkeiba

〈見解〉

週始めから内が強かった浦和だが、水曜の雨によりさらにインチー傾向に拍車がかかって良馬場ながら時計もかなり速い水準に。

特に印象的だったのは8Rで能力最上位の良馬場持続型アルヴァレスに対し、南関で良・稍重（0.0.1.3）、重・不良（3.0.0.0）のアムレートが逃げ切り。

この時点で求められる性質としては高速ダートと変わらず、基本的にはポジション取れる巡行型を重視したい。

◎キングフリオーソ

戦歴通り基本的には12〜14の馬だが、不良馬場なら浦和15で勝利歴ありで今回のバイアスと親和性。

ポジション的にはアルティメットより内を引けた点と、前述のアムレートでかなり強気にポジション取りに行った鞍上の馬場理解度を考えるとハナ濃厚でバイアス面の恩恵も受けられる可能性大。

それこそライバルになりそうなアルティメット、ツワモノ、エーティースピカ辺りが軒並み惰性型で、それぞれ今のバイアスはハナさえ取れれば適性ドンピシャだが、逆に逃られなければ一気に垂れる可能性も高まる。

そういう意味で他馬にデバフかけられる点でもこの並びなら頭の確定度は高め。

打点的には2走前が同日B3で4着相当で、上級条件比較で能力の裏付け乏しいメンバーしかいないここでは評価できる内容。

前走に関しては同日B1B2レベルのハイペースかつコーナー緩むレースで、外伸び馬場含めて外スムーズ優勢の中をイン突き&詰まりで0.2差とほぼ勝ちに等しい内容。

能力的にも隊列的にもここは勝ち切るシーンを期待したい。