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過去10年の比叡S（20〜22年は開催なし）の年齢別成績を見ると、3歳馬は［1・1・2・3］だが、3番人気以内の馬になると［0・1・1・3］と勝ち切れていない。それを考えると4歳馬のマイネルエンペラーに白羽の矢を立てたい。オークス馬ユーバーレーベンの全弟だが戦績を見てもわかる通り、詰めの甘さが目立つがスタミナ自体は豊富。そのためこの距離は十分こなせるだけの資質はある。実際に2200mを越えるレースで掲示板を外したのは青葉賞のみでこのコースでも2着に入った実績がある。先行策からなだれ込む形になれば踏ん張りがきくと見た。

対抗にはヴェローチェエラ。ここまで馬券圏内を外したことがないうえ、京都新聞杯でも3着に入るなどその資質は優にオープンクラス。55キロの斤量、クリスチャン・デムーロ騎乗などを考えると楽々と突き抜けてきてもおかしくない。