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福島11R　福島ダ1700m

※著書「有利な馬がすぐわかる 競馬場コース事典」引用

レース質と狙い方

良馬場の福島1700mは、見た目以上に体力の要求値が高いレース。先行馬も揃いペースは締まる想定なので、外スムーズに長く脚を使える差し馬を狙いたい。

◎　15アイファーテイオー

揉まれず被らずパフォーマンスを上げるタイプで、今回大外枠確保は大歓迎。昇級後馬券にはなっていないが、後方待機やハイペース先行の展開不利や仕掛けミス、合わないマイル短縮と噛み合っていないレースが続いている。

今回は前が厳しい展開を想定しているので、揉まれず外から徐々にポジションを上げていけば、差し切れるだけの末脚を持っている。ここは巻き返しに期待したい。

〇　14ストライク

追走力に難のあるタイプで、短縮マイルの3走前でパフォーマンスを落とし、延長した2走前は高速馬場で出遅れて流れに乗れず追走に苦労した。良馬場替わりの前走は巻き返してきたが仕掛けの差で4着止まりと評価を落とすような負け方はしていない。

この馬で特に評価しているのが下総S。単騎に逃げでフルパフォーマンスだったアクションプランに対し着差0.4秒2着、3着ホウオウバリスタに先着した実績からも、タフなレースになれば巻き返せる能力は見せており、今回はその適性条件と考える。

▲　11サノノエスポ

評価しているのは3走前の中ノ岳特別。走破時計1分52秒0は、ミファヴォリートが計測した三条S（3勝クラス）の時計と同等で評価対象。3着のヒューゴはその後順調に3勝クラスをも突破したので、ここのレースレベルは高く評価している。過去にはへ二―タイフーン、フレンチギフト、クインズミモザなど、3勝クラスに目途を立てている馬と差のない競馬をしていることから、能力は足りて良い。

前走は道中のペースアップにより先行馬が苦しい展開不利を受けており、前走内容から今回は控えて脚を溜めるとのコメントも出ている。狙いは外差し系なので、自力通りなら巻き返し可能と考える。