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　秋開催福島芝2000mにベストな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追いがトラック馬場で4F54秒以下をマークするか、馬ナリ平均もしくは乗込の調教タイプに該当すること。2023年11月12日の2歳未勝利は最終追いが美浦坂路で4F目12.3秒の最速ラップを踏んだ単勝2.9倍(1番人気)が1着でした。
　◎ダンディズムは最終追い切りが栗東坂路。4F目12.0秒で最速ラップを踏みましたが、2F24.5秒は野中賢二厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当しています。1週前追い切りがCWでみやこS3着のロードアヴニールと併せていますが、この動きの動きが楽々。先着していれば、ラスト1F11.5秒をマークした内容を含め、VSOPに該当していました。相手が重賞で好走したことも考慮すると、主観的にはVSOP級の追い切りだったと判定できます。だからこそ、最終追い切りが栗東坂路で4F51.6秒をマークして自己ベストを更新するようなスピードで動くことができたと思います。三浦皇成騎手が騎乗した七夕賞では早目の仕掛けが裏目に出て4着でしたが、今回は野中賢二調教師がしっかりと打ち合わせてレースプランを立てるとのこと。昨年の福島記念のようなレースができれば、勝てる状態にあります。
　○ドクタードリトルは最終追い切りが栗東坂路。4F目12.3秒で最速ラップを踏み、坂路のダブル最速に該当しました。1週前追い切りは栗坂で4F50.8秒をマークして自己ベストを更新。ここに向けて万全に仕上げてきた印象が強く、この枠ならインで脚をためて一瞬で抜け出してくるという、この馬の得意技を発揮できるでしょう。
　他にも調教適性の該当馬がたくさんいますが、この2頭の評価が抜けています。2頭からほぼ全頭というような買い方よりも、今回はスマートにまとめた買い方にしてみました。