netkeiba

◆東京ダートの馬場想定

　金曜朝時点で含水率5.1％のフラットだが、土曜に向けてもう少し乾燥してくる。ややタフなダートで、多頭数のレースが多いことからも素直に被せていける外枠有利を見たい。特に芝発走の1600ｍでは外枠短縮差し有利が顕著な馬場を想定。

東京11R　武蔵野Ｓ　ダート1600ｍ
レース質：外枠・差し・短縮・ハイペース

人気該当馬：10.エンペラーワケア

　先行したい馬が芝発走の内枠に入り、主張していく形になれば重賞レベルなら自然にペースは引き上がる。乾いた東京ダートで、テンに流れて中盤緩んでの末脚勝負になれば、外枠から長く脚を使える馬が有利。東京ダート1600ｍ重賞のセオリーどおりに、外枠短縮馬やリピーターを評価するレース質。

9.ペイシャエス
　伸びずバテずの馬キャラで、枠や馬場の後押しが必要なタイプ。エルムSを先行して好走した後での距離短縮ローテは理想的で、内外の先行馬を行かせて自然と差しに回る競馬ができる。東京ダート1600ｍではユニコーンS勝ちがあり、リピーターという面でも評価。休み明けも走るほうなので、重賞初挑戦の2頭が人気を背負うなら妙味。

13.カズペトシーン
　差して届かない馬キャラで、直線では確実に差してくるタイプ。距離短縮ローテで持続力を補完できるのはよいが、追走面に難があるので芝発走の外枠でうまく誤魔化せれば。大外枠の距離延長ローテが初ブリンカーなので、ハナを切るくらい出していって外枠主導になれば、馬群も凝縮して外を押し上げやすくなる。上位人気勢は強いので、ついていった馬が苦しくなったときの漁夫の利展開も見据えて。