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〈見解〉過去4回のJBC2歳優駿の前半5F-後半4Fは以下の通り。
23年62.3-52.0
22年61.9-51.6
21年59.8-53.2
20年60.5-52.9
ここ2年は若干ペースが落ちているが、それでもこの時期の2歳戦としてはタフな水準。
その影響で脚質的には差し・追込馬が圧倒的に優勢の傾向。
23年→ブラックバトラー5人3着(初角12番手)
22年→ゴライコウ9人1着(初角9番手)→リアルミー5人3着(初角13番手)
21年→アイスジャイアント3人1着(初角13番手)
20年→トランセンデンス13人2着(初角14番手)
etc...
逆にこのレースで前受けして好走した馬はサンライズジパング、ベルピット、オディロンなど後の活躍が顕著。
◎ソルジャーフィルド(5番人気想定)
上記のようなハイペースのレースになるからこそ、早期デビューで経験値を積んでいる門別馬の活躍が顕著なレースで、中でも特に速い流れでこそ良さが生きるこの馬にはお誂え向きの一戦。
実際にペースが流れた3走前は平和賞でも人気を集めたキングミニスターを2.1秒千切る楽勝で、重馬場のブロッサムカップを上回る1:49.9という圧巻の時計を記録。
その後2戦はリコースパローの後塵を拝しているが、ともにスロー前残りの勝ち馬を雑な競馬で詰めており能力面で劣っている印象は受けず。
ペースアップで控えて結果出すことが求められるならこちらに軍配が上がると見て本命視。
○グランジョルノ(3番人気想定)
前走のレースレベルは平凡だが、この馬単体で見れば大出遅れ→外7頭分ほどぶん回しで0.3秒突き抜けており、明らかに架上の勝ち方。
またあれだけ長く脚使える能力は前半控えてのロングスパート問われるJBC2歳優駿のレース質ともマッチ。
母が交流重賞で活躍したヴィータアレグリアという血統背景から地方のタフな砂も苦にしない可能性が高いので対抗。
▲ダノンフェルゼン(7番人気想定)
ダート転向後の2戦がともに優秀で、2走前は高速ダートで前2頭が残る流れを完全差し遅れの形ながら3着確保。
1着馬が日曜の超ハイレベルもちの木賞で2着に好走している点も強調することが出来る。
前走は序盤から馬群に入れて道中では前に1頭余計に挟まるなど、2歳ダート戦ではだいたい飛ぶ形。
その形で難なく推進した上、直線でも1頭分ギリギリのラチ沿いを迷いなく突き抜ける味な勝ち方で着差以上に強い内容。
ハイペースで前が潰れる流れならここ2戦で控えた経験がフルに生かされると見て3番手。
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