山崎エリカの予想

11R
アルゼンチン共和国杯 GII
11月3日(日) 15:35 東京 芝2500m
予想印
4クロミナンス(1人気)
11アドマイヤハレー(12人気)
1ミクソロジー(7人気)
9タイセイフェリーク(6人気)
13サヴォーナ(2人気)
14セレシオン(3人気)
16ショウナンバシット(4人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝通常
4
5,000円 払い戻し:5,000円x1.6倍=8,000円
馬連流し
4
相手
111
2通り 各900円
馬連流し
4
相手
9131416
4通り 各800円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 8,000円
収支 -2,000円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 3 ハヤヤッコ 10人気
2 4 クロミナンス 1人気
3 9 タイセイフェリーク 6人気
4 11 アドマイヤハレー 12人気
5 6 マイネルメモリー 8人気
6 14 セレシオン 3人気
7 2 メイショウブレゲ 9人気
8 13 サヴォーナ 2人気
9 10 マイネルウィルトス 5人気
10 5 フォワードアゲン 16人気
11 8 ラーグルフ 11人気
12 7 ペプチドソレイユ 15人気
13 12 ジャンカズマ 14人気
14 16 ショウナンバシット 4人気
15 15 アドマイヤビルゴ 13人気
16 1 ミクソロジー 7人気

払戻金

単勝 3 
3,530円 10人気
複勝 3
4
9
630円
160円
370円
10人気1人気6人気
枠連
  • 2
  • 2

5,240円 17人気
馬連
  • 3
  • 4

6,660円 23人気
ワイド
  • 3
  • 4

  • 3
  • 9

  • 4
  • 9

2,150円
5,910円
910円
25人気51人気8人気
馬単
  • 3
  • 4

19,000円 59人気
3連複
  • 3
  • 4
  • 9
25,070円 82人気
3連単
  • 3
  • 4
  • 9
231,270円 595人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

極端な脚質の馬に厳しいレース

■極端な脚質の馬に厳しいレース

 過去10年で平均ペースになったのは2回のみ。残る8回は平均よりも遅いペースで、ハイペースになったことは1回もない。このため追込馬は厳しい戦いを強いられる。また距離が長くなるほど、スローペースであっても逃げ切るのは難しく、逃げ馬は1回も馬券に絡んでいない。

 一方、先行〜中団が8勝。2着、3着も先行〜中団がそれぞれ6回馬券に絡んでいる。つまり、ある程度の位置を取れる馬を中心視するのがベストだ。


■有力馬と評価ポイント

◎ (4)クロミナンス

 2走前に中山芝2500mの日経賞で2着。この時は10番枠からやや出遅れ、じわっと中団外目を追走。スタンド前では中団の外目で流れに乗り、向正面では逃げたマテンロウレオが後続を離していったが、戸崎圭太騎手らしくそこでは動かず、仕掛けを待つ形をとった。

 外からアドマイヤハレーにマクられると、そこでは軽く促してはいたが、3〜4コーナーの外々からロスの大きい競馬となり、位置を押し上げられないまま直線へ。直線序盤ではじわじわ伸びるもまだ3列目付近。ラスト1Fで前が甘くなったところを差し込んで、勝ち馬のシュトルーヴェに半馬身差まで迫った。

 3〜4角でペースが上がってからの後追いとなり、距離ロスもあったが、ラスト1Fでアドマイヤハレーを追い駆けた馬たちが失速していることを考えると好判断だった。

 C.ルメール騎手に乗り替わった前走の目黒記念は3着。ここでは4番枠からまずまずのスタートを切り、そこからある程度押して積極策。しかし、ケイアイサンデラが後続を引き離して逃げたため、道中は離れた好位の外目で進め、実質は差し競馬となった。

 3〜4コーナーでケイアイサンデラがペースを落とすと、そこで取り付いて直線序盤で外に誘導。ラスト2F目で3列目から2列目に上がり、ラスト1Fでは内のシュヴァリエローズと競り合いに。外から一気にシュトルーヴェにかわされ、シュヴァリエローズにも競り負けてクビ+アタマ差の3着だった。

 ただし、シュヴァリエローズはその次走で京都大賞典を優勝しているように、芝2400〜2500mではしぶとく強い馬。この相手に競ったことは評価したい。

 本馬は目立つほどの先行力はないが、ゲートも二の脚も悪くない。またキレ味もさほどないが、それでもメンバー上位の末脚で上がって来ることができている。弱点がなく、高水準の総合力で勝負するタイプ。このため近6走とも着差0.2秒以内という安定した走りができているのだろう。ここも崩れることは考えにくく、本命馬とした。


○ (11)アドマイヤハレー

 前々走の日経賞では、◎(4)クロミナンスと小差の6着。8番枠から出遅れ、かなり掛かるのをなだめながら後方外を追走する形。向正面で一気に2番手に上がって3コーナーへ。3〜4角では逃げるマテンロウレオにプレッシャーをかけていったが、ラスト1Fで苦しくなって6着に敗れた。

 前々走は向正面でマクって逃げ馬にプレッシャーをかけていったことで一気にペースが上がり、前に行った馬には厳しい展開となった。そのなかで展開に恵まれたシュトルーヴェと0.4秒差、クロミナンスと0.3秒差なら悪くない。

 本馬は4走前の迎春Sでも大外8番枠から出遅れ、最後方からかなり掛かるのをなだめながらの追走となった。向正面で一気に2番手に上がり、3〜4コーナーで逃げたセイウンプラチナにプレッシャーをかける。しぶとく抵抗する同馬を直線序盤で競り落とし先頭に立ち、ラスト1Fで抜け出すと、外から迫る差し馬たちを振り切って1馬身半差で完勝した。

 このように、本馬は前の位置を取った際は好走している。また、田辺裕信騎手が騎乗した昨年3月の2勝クラス戦では、不良馬場のなかで出遅れを挽回して2番手を追走、そのまま2着に粘った実績もある。

 どうしても出遅れるところがあるが、先行勢が手薄の今回、折り合いの概念を捨ててそのまま行かせた時に一変する可能性がある。後方で待機させて酷く折り合いを欠くくらいなら、前半から行かせてみると面白いはずだ。


▲ (1)ミクソロジー

 4連勝で昨年2月のダイヤモンドSを優勝した馬。ダイヤモンドSは4番枠から好スタートを切ったが、そこから促されながらもじわっと下がり、好位直後の最内を追走。スタンド前でも無理なく進めて前にスペースを作り、スムーズに向正面を迎えた。

 向正面ではスタッドリーがマクったため一気にペースアップしたが、ここでワンテンポ待って中団最内で3角へ。3〜4角では外を追走していたシルブロンが仕掛けて動き、本馬もその後ろから上手く外に誘導して直線を向いた。

 直線序盤では追われて2列目に上がり、残り300mではシルブロンをかわして先頭列。ラスト1Fでしぶとく粘るヒュミドールをクビ差で捉え切ってレコード勝ちした。

 このレースは向正面でかなり折り合いを欠いたスタッドリーが2番手まで進出したことで、逃げていたウインキートスと競り合う形となり、一気にペースアップしたことがレコード決着を演出した。つまり、マクられても脚をタメ続けていたミクソロジーは展開に恵まれての優勝だった。

 しかし、ここで能力を引き出されたことで疲れが残り、その後は休養。その間に蹄球をぶつけるアクシデントがあって蹄が化膿。以降は1年7ヵ月にも及ぶ長期休養を余儀なくされた。

 復帰初戦の前走オールカマーは11着。芝3400m→芝2200mと距離が短くなったことで追走に苦労して大きく敗れたが、逃げ馬と2番手がそのまま2着、3着に粘る前有利の展開で0.8秒差ならそこまで悪くない内容と言える。

 ベストはあくまでも長距離だが、芝2200m〜2400mで1勝クラスと2勝クラスを連勝しているようにこなせない距離ではない。休養明けの前走で能力を出し切れなかったことで、叩いた前進も期待できる。前走で後方からレースをしているだけに、今回である程度、前の位置が取れるかの課題があるが、前走で芝2200mを使ったことで序盤からレースの流れに乗れればチャンスがある。

公開日時:2024/11/03 13:01

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