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このレースのポイントはやはり日本にはないコーナー６回の芝2400ｍという点では。それだけコーナー部分が多く、小回りの要素が強くなる。

【本命馬】◎レベルスロマンス

本命はレベルスロマンス。

充実期に入った今、なかなか崩れないのがこの馬。とにかく能力の高さ以上にレースぶりが安定しており、展開や馬場を問わないのが強み。立ち回りも上手く舞台となるデルマーの芝2400ｍも難なくこなしそうだ。

一連のレースを振り返っても、ドバイシーマクラシックはシャフリヤール以下を完封、メンバーが揃った今年のキングジョージでも、ゴリアット（ジャパンカップ出走予定）、ブルーストッキング（凱旋門賞制覇）に次ぐ３着と好走。外から出たなりで位置を取れそうなので、崩れる心配はない。

相手探しだろう。

〜対抗以下＆穴馬〜

相手筆頭はルクセンブルクを抜擢したい。

決め手には欠けるがバテないのが強みの先行馬で、コーナーが多いコースは合う。ムーア騎手が騎乗できるのも大きなアドバンテージだろう。近走は少々冴えない競馬が続いているが、条件好転の今回はそろそろ巻き返しがある。

３番手に日本のローシャムパーク。

息の長い末脚が武器でルメール騎手に手綱が替わるのは大きなプラス。前走は10着とはいえ差は僅かで、流れが向かなかっただけ。最内枠はカギになるが、どこかで上手く出してマクリを発動できれば怖い。

差す競馬も可能なファーブリッジが次点。距離が延びて内容が良くなっている。

日本のシャフリヤールはやはりコース適性がカギになりそうだが、今回はシャフリヤールよりもローシャムパークを上位に取った。