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　秋開催京都ダート1800mにベストな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で3F目以降が12.9秒以下のラップを踏むか、4F目最速ラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は追い切り本数が標準以上の併用系統の調教タイプに該当するか、最終追いが坂路で2F目13.0秒以下のラップを踏むこと。
　これ以上に「みやこS」というレースで重視しているのが、ローテーション成績。阪神ダート1800mで行われた期間も含めた、2013年以降のみやこSにおいて、良績を残すのが中2週。[3-2-0-11]で単勝率19%、単勝回数率219%はローテ別で検証した時の成績でトップになります。これに次ぐ単勝率は中1週の12%で単勝回収率が172%。寒くなってきたこの時季において、間隔を詰めることが非常に重要になるというわけです。
　◎ロードアヴニールは大阪スポーツ杯から中2週。初めてハナを切るレースになりましたが、最後まで勝ち負けのレース内容。思えば、1勝Cを勝った時は1コーナーで落馬のあおりを受けて、外埒沿いまで飛ばされる不利がありながら、最後は逃げ馬を差し切っての完勝。いろんなレースを経験しているという意味では、キャリアは浅くても、JRA重賞が初めてでも不安はありません。最終追い切りはCWで6F82.6秒、前走の83.7秒よりも速く、レース間隔が詰まっているのに、これだけ動けたことが評価できます。調教映像を見ると、少し完歩の狭い走りが硬く見える方もいるかも知れませんが、これがこの馬の走法。それはレースを見ていただければ分かりますし、調教タイプは馬ナリ平均併用なので体調に不安はありません。
　○デリカダも同じく大阪スポーツ杯から中2週。前走の勝利で完全復調といってよいと思いますし、今回も最終追い切りが栗東坂路で4F53.7秒。4F目最速ラップは踏めませんでしたが、3F目以降は12.6秒、12.7秒なのでベストな調教適性には該当。そしてラップの違いは、火曜日追いと水曜日追いの違いがあると思います。最終追いからレースまでの間隔を考慮しての今回水曜追いだと思うので、その点は心配ありません。
　▲プロミストウォリアはレース間隔があきましたが、追い切りの動きが順調。特に最終追い切りのCWではきれいな加速ラップを踏むことができ、トラックのダブル最速に該当しました。調教タイプは標準坂路主体ですし、逃げても番手でも重賞を勝った時のようなパフォーマンスを発揮できそうです。
　△ロコポルティは最終追い切りが栗東坂路。2F目以降のラップが13.0秒、12.0秒、12.4秒なので、長く良い脚を使えるラップの踏み方。4F目は西園正都厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当していますし、休み明けの前走をひと叩きして中身がしっかり出来てきた印象があります。
　あとは坂路のダブル最速で秋開催京都ダート1800mにベストな最終追い(3F目,最速)に該当した15。中1週で秋開催京都ダート1800mにベストな最終追い(3F目)でベターな調教タイプにも該当した14。中2週の10。秋開催京都ダート1800mにベターな調教タイプに該当した6,8。坂路のダブル最速で秋開催京都ダート1800mにベストな最終追い(3F目,最速)でベターなタイプにも該当した9。トラックのダブル最速に該当した4。