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【デルマー競馬場】
メインコースは約１６００ｍの左回りのダートコースで、直線距離は約２８０ｍ。
ダートコースの内側には約１４００ｍの芝コースがある。
【ダート２０００ｍ】
４コーナーのポケット地点からのスタートで、そのまま１周する王道コースとなっている。
各コーナーはコンパクトで、コーナリングの上手さが求められる。
また後方の馬は勝負所で外を回らされることが多くなる為、序盤から素早く前目のポジションを取れるかがカギになってくる。
当然ポジション争いは苛烈になる為、内枠の馬は包まれないように注意を払う必要がある。

◎３：シティオブトロイ
これまで７戦して既に芝Ｇ１を４勝している、世代最強クラスのアイルランド調教馬。
初ダート参戦がこのビッグレースで注目を集めているが、ダートでの追い切りの動きは上々。
Ａ．オブライエン師は「我々は一つずつ確認しながら、できることをやってきた。」と自信を見せており、先行策も示唆している。
能力は一枚抜けており、ダートさえこなせれば、あっさり勝たれても不思議はない。

〇９：フィアースネス
ダートの中距離Ｇ１を３勝している米国の大将格。
前走のトラヴァーズステークス（米Ｇ１；ダート２０００ｍ）は、同世代のライバルシエラレオーネを退けて快勝。
距離も克服して、大勢は万全。
前々で運べる器用さもあり、本命馬が馬場に苦しむようなら、直後から急襲する。

▲１１：シエラレオーネ
今春にブルーグラスステークス（米Ｇ１；ダート１８００ｍ）でＧ１初制覇。
以降は４戦して勝ち星から遠ざかっているが、ケンタッキーダービー２着にベルモントステークス３着などＧ１で崩れず好走。
実力は上位２頭と遜色ないが、追い込み脚質だけに小回りのこの舞台でどう捌くかに注目したい。

△１：フォーエバーヤング
言わずと知れた日本馬代表。
日本競馬界長年の悲願達成なるか。
捌き辛い最内枠を上手く立ち回ることができれば、栄光も見えてくる。