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【お知らせ】

9月からYoutube「うまさんず」を解説しました。

こちらの動画では、毎週、重賞の展望や推奨馬について語っております。

よろしければ、是非こちらもチェックしてみてください。

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それでは、菊花賞の見解に移ります。

 

【展開】

ミドルペース

逃げ：2,10,15

先行：1,3,8,18

差し：4,6,9,12,14,16,17

追込：5,7,11,13

 

【メンバーレベル】

★★★★☆

※過去10年のメンバーレベルから5段階で評価！

 

【見解】

１．展望

（１）菊花賞は阪神開催より京都開催の方が距離の誤魔化しがきく！

過去のラップを見ると分かるとおり、

・阪神開催時は前傾ラップ

・京都開催時は後傾ラップ

で流れており、京都開催の菊花賞は距離の誤魔化しがきくレースと言えます。

 

（２）友道厩舎の管理馬が狙い！

今年の菊花賞出走馬の管理厩舎における芝3000M戦での成績を見ていただくと、友道厩舎の管理馬が長距離戦で相性が良いことが分かります。

（直近10年の芝3000M以上のレースでの厩舎別成績）

厩舎	成績	複勝率
友道	5-6-3-26	35.0%
藤原	0-0-2-8	20.0%
矢作	1-2-2-25	16.7%
高野	1-0-1-10	16.7%
木村	0-1-0-6	14.3%
鹿戸	0-0-1-6	14.3%
大竹	0-0-0-4	0.0%
上原	0-0-0-3	0.0%
高柳	0-0-0-3	0.0%

 

その理由として、友道厩舎は2歳時からウッドコースで長めを追う調教スタイルで、スタミナをつける調整過程。

そのため、距離が延びれば伸びるほどパフォーマンスを上げてくる馬が多く、過去の菊花賞でも以下の馬が馬券に絡んでいます。

（過去10年の菊花賞で馬券内に好走した友道厩舎の管理馬）

・2019年勝ち馬ワールドプレミア（3人気）

・2018年2着エタリオウ（2人気）

・2018年3着ユーキャンスマイル（10人気）

・2017年3着ポポカテペトル（13人気）

 

２．推奨馬

◎アドマイヤテラ

友道厩舎の管理馬で、友道厩舎×武豊騎手のコンビは、ワールドプレミアやユーキャンスマイルも菊花賞で好走しており、相性の良いコンビと言えます。

この馬も2歳時からCWでビッシリ追われてきましたが、多少ズブさのある内容でした。

それが、近走では動きも素軽くなっており、3歳春からの成長が窺える1頭と言えます。

特に、直近2走を評価しており、

2走前の阿寒湖特別（2着）は直線壁でスムーズなら勝っていたし、

前走の茶臼山高原特別（1着）も、勝ち時計（2分12秒4）は、中京芝2200Mで稍重以下の馬場なら、過去10年でも3番目に速い時計。最も速いのは今年の神戸新聞杯の2分11秒8だが、前半1000Mが神戸新聞杯より2秒3も遅かったことを考えれば、レースレベルは神戸新聞杯以上と考えています。

理想はもう少し内枠が欲しかったものの、逆にこの枠で人気も落ちるようなら馬券妙味もあり、力をつけているここなら厚い印を打ちたい1頭です。

 

○ダノンデサイル

今年のダービーは、前半1000M62秒2はオークスよりも4.5秒も遅いペースで、勝ち時計はオークスと0.3秒しか変わらないのなら、今年のダービーのレースレベルが高かったのは明瞭。

しかも、皐月賞を跛行で回避して順調さを欠いた中で勝ち切ったのだから、実質完勝だったと言えます。

今年のダービーのレースレベルの高さを証明するように、今年のセントライト記念はダービー出走馬3頭の決着、また、神戸新聞杯もダービー出走馬2頭の決着となっています。

仕上がり早で休み明けでもしっかり力を出せるタイプなので、直行ローテでも問題ないと考えています。

 

▲アーバンシック

気性が激しいタイプで、3000M戦で折り合いがつくかが鍵だが、折り合いをつけるのが上手いルメール騎手ということで、その辺はクリアしてくるのではないかと考える。

特に、調教ではしっかり我慢のきいた走りができていることからも、3歳春よりも気性面の成長も窺えます。

また、今年のセントライト記念はタイム面での評価は高く、同じ神戸新聞杯以上の評価。

ここは能力評価で押さえておきたい1頭です。

 

３．能力･適性値

過去10年の当該レースの勝ち馬の平均値を「100」として算出。

（能力･適性値）

馬番	馬名	能力・適性値
1	ピースワンデュック	88
2	ノーブルスカイ	56
3	アスクカムオンモア	79
4	ダノンデサイル	104
5	ハヤテノフクノスケ	52
6	ミスタージーティー	63
7	ビザンチンドリーム	75
8	ウエストナウ	68
9	コスモキュランダ	98
10	メイショウタバル	95
11	ショウナンラプンタ	90
12	シュバルツクーゲル	89
13	アーバンシック	102
14	メリオーレム	81
15	エコロヴァルツ	77
16	ヘデントール	95
17	アドマイヤテラ	102
18	アレグロブリランテ	50

 

（算出項目）

〇過去のレース内容（馬場状態を鑑みたタイム分析、展開面・通った位置を鑑みたパフォーマンス、不利・掛かりの有無）

〇調教（当該週の馬場を鑑みた時計、過去との内容比較）

〇騎手（馬・コースとの相性、展開面における騎乗傾向）

〇調教師（コース・距離、レース、騎手など複合的な相性）

〇コース・距離適性

〇展開適性

〇馬場適性

〇馬体適性

〇調整過程（ローテーション、得意時期）

〇状態面（前走状態からの変化）

など