netkeiba

波乱度☆☆（5段階評価）

WIN5候補順  6.3.5.10

オクトーバーSは秋の始まりを告げるリステッドである。東京2000mという条件はチャンピオンコースと言ってもいい条件ではあるが、やたらとこのレースは前が残る。

過去7回

逃げ(3-1-1-2)勝率43%･複勝率71%

先行(2-4-3-22)勝率7%･複勝率29%

大衆が持つ東京のイメージからはかけ離れた結果である。

理由は至って簡単で、この半端な時期の王道条件にバキバキの実力馬は出てこないからではないだろうか。使おうと思えば前週に毎日王冠もあるのにわざわざリステッド。そんな弱気な馬が後方から差さるわけないだろう、と書くと昭和なマッチョイズムに聞こえてしまうかもしれない。ただ、メンバーを見渡せば今年も低調である。

・賞金加算が必須の馬

・現状頭打ちでリステッドに降りてきた馬

・リハビリ

こんなカテゴライズができるメンバーで2/3程度は買う気が起きない。賞金加算が喫緊の問題として持ち上がっておりこの後の重賞を目指している馬を素直に買えばいい。至極簡単なレースで秋華賞の前に本日の勝ちを決めてしまうだろう。

◎ 6 ボーンディスウェイ

先行手薄な構成で楽に2.3番手は取れそう。Hペース前受けで粘り込むというよりはSペースでだらっと流れ込みたい馬。こういう「中山っぽい」馬が勝利してしまうのが当レースであると認識している。前走はHペース外先行の負荷大きく度外視。福島民報杯や中山金杯の内容からもリステッドはいつでも勝って良い馬。賞金加算が至上命題であるという気配が中間の追い切りからも伝わってきている。初のリステッド制覇をした暁にはガガ様から「Born This Wey」の生歌プレゼントがあるかもしれない。いや有馬くらいは勝たないとダメか。