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直結コース(今回のコースと同じ適性が要求されるコース)：京都芝2000ｍ、中山芝2000ｍ、札幌芝1800ｍ、中山芝1800ｍ、東京芝2400ｍ

【推奨馬の見解】
コース（レース）の特徴：秋華賞が行われる京都芝2000ｍは、内回りを使用するコーナー４回の小回りコース。桜花賞が行われる阪神外回り、オークスが行われる東京芝コースとは、全く異なるコース形態で３歳牝馬の最後のＧ１が行われる。小回りで直線平坦なコースのため先行有利に思われがちだが、Ｇ１レースはそうはならず、秋華賞は差し・追込が決まりやすい傾向にある。この理由としてＧ１は多頭数になることが多く、レースの流れが厳しくなるため先行勢が早めに動き、差し・追込が有利な展開になりやすいからである。穴馬は差し・追込脚質からコース適性の高い馬を選びたい。

本命馬の見解:◎ボンドガールは春までマイルに出走していたが、夏以降は中距離路線に出走して近２走を馬券圏内に好走した。札幌芝1800ｍのクイーンSは古馬相手に３角11番手から上がり最速の差し脚で２着、前走は中山芝2000ｍの紫苑Sを３角11番手から上がり１位タイの末脚で３着に好走。札幌と中山内回りの中距離を上がり１位で差したことで小回りコースの追込実績を評価、今回は流れが向くことで大駆けを警戒する。

対抗馬の見解:○チェルヴィニアはG1レースのオークスを上がり最速の差し脚で制し、３歳牝馬でトップレベルの能力と実績を持っている。今回は差しが届く流れを想定するため、オークス馬を対抗に推奨する。ちなみに2020年に京都で行われた秋華賞はオークス馬が勝利して、２〜３着に人気薄の追込馬が激走したが、鋭い差し脚のG1馬と適性の高い穴馬の組み合わせになることが多いレースでもある。

単穴馬の見解:▲ミアネーロは、春に中山芝1800ｍの重賞フラワーCで差し切り勝ちを収めた。その後、東京芝2400ｍのオークスは惨敗したが、立て直して中山芝2000ｍの紫苑Sを上がり1位タイの差し脚で２着に激走。東京芝コースの長距離は合わなかったが、中山内回りコースの中距離との相性が良い。今回も内回りコースの中距離に出走、紫苑Sで上がりも速かったため、秋華賞も差して激走を警戒する。

ヒモ穴の見解:☆コガネノソラはオークスを惨敗して、小回りコースの重賞を制したことから、京都内回りコースに対する適性の高さを評価する。札幌芝1800ｍのクイーンSは◎ボンドガールとワンツー決着しており、今回も共に激走することを警戒する。