本島修司の予想

5R
凱旋門賞 GI
10月6日(日) 23:20 パリロンシャン 芝2400m
予想印
7ブルーストッキング(2人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝通常
7
500円 払い戻し:500円x5.6倍=2,800円
複勝通常
7
2,500円 払い戻し:2,500円x2.0倍=5,000円
合計 3,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 7,800円
収支 +4,800円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 7 ブルーストッキング 2人気
2 16 アヴァンチュール 7人気
3 14 ロスアンゼルス 6人気
4 13 ソジー 1人気
5 5 セヴェナズナイト 13人気
6 1 ザラケム 12人気
7 15 シュルヴィー 15人気
8 12 デリウス 8人気
9 3 ファンタスティック 10人気
10 11 サンウェイ 14人気
11 4 アルリファー 5人気
12 10 シンエンペラー 3人気
13 9 ルックドゥヴェガ 4人気
14 8 マルキーズドゥセヴ 9人気
15 6 コンティニュアス 11人気
2 アヤザーク 中止

払戻金

単勝 7 
560円 2人気
複勝 7
16
14
200円
380円
270円
2人気7人気5人気
馬連
  • 7
  • 16

2,290円 8人気
ワイド
  • 7
  • 16

  • 7
  • 14

  • 14
  • 16

730円
720円
2,300円
6人気5人気28人気
馬単
  • 7
  • 16

4,750円 15人気
3連複
  • 7
  • 14
  • 16
8,490円 25人気
3連単
  • 7
  • 16
  • 14
42,620円 134人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

アークイズウォー、その格言の道中を、人馬一体で乗り切りたい一戦。


 ブルーストッキング。
 初めて買う馬。
 キャメロット産駒の、牝馬。
 良駒だろう。

 欧州勢力の中で、この春〜夏に、最も中身の濃い競馬をしてきた馬はどれかと見ながら、待っていた。 ヴェルメイユ賞勝ちで、今、勢いがある4歳の牝馬。追加登録料を払っての出走ということで、この出走は「勝算アリなのだろう」と見る向きも多そうだが、「予定外の行動」という点の方が大きい。かつてデインドリーム(1着)が追加登録料を払って挑んだはずだが、本来、凱旋門賞は予定外の行動で勝てるほど甘くはない。

 ヴェルメイユ賞も「やはり牝馬同士では力が上なのだな」というだけに留めた評価をしている。しかし、キングジョージ(2着)のレースぶりの方は、なかなか評価できるものだったと感じる。古馬の、かなり骨っぽい相手が出ていたこのレースで、やや消極的なポジションではあったが、外目から自力で動き出し、末脚もいつも通りのものを発揮していた。4歳で充実期に入った牝馬という走りだった。

 勝ったスミヨン騎乗のゴリアットはノーマークの伏兵だったが、これが後続を突き放す中で、このブルーストッキングも3着以下をむしろ突き放しながらゴールしていた。左回りで2戦、4着に負けており、その時は伸び切れていない。右回りの方がいいと感じる。距離も2400mの方が良さそうだ。

 欧州のG1の中で、レベルが高く強いメンバーが集まるのは愛チャンピオンSとキングジョージで、このあたりに「凱旋門賞好走馬が潜んでいる」と見ている。今年は、愛チャンピオンSに多くの視線がいっており、それほどキングジョージが注目されていない。実際に愛チャンピオンS組みは日本のシンエンペラーを含めて強豪揃い。だが、キングジョージにも有力馬はけっこう集まっていた。結果が波乱だったぶん、注目度が低いのかもしれない。

 ”欧州勢は、今年は実力拮抗、大混戦という評価。”
 ”そのぶんなのか、3歳勢の評価が高い印象。”
 ”そんな中、4歳総大将はアルリファーになりそうで、隠れ4歳総大将という感じで、この馬の存在がある雰囲気だ。”

 鞍上は、ロッサライアンジョッキー。
 イギリスの若き獅子。近年、オイシンマーフィーとリーディング争いをしている。ブルーストッキングの騎乗をレースVTRで確認したが、その腕はかなりのものだ。

 プリティポリーSのいっさい無駄のない騎乗は、絶品。常に前が射程圏だった。キングジョージでは、下がっていた逃げ馬のあえて内から上がっていった。素晴らしい捌きを見せていた。インターナショナルSは、左回りの2000mでなかなかエンジンがかからない馬を懸命に鼓舞し、ゴール際では馬が目覚めたように伸びている。ヴェルメイユ賞は、2番手のインから勝たせるための競馬で決めている。

 今回、内目の枠を引いた。牡馬相手なので、少し下がる位置かもしれない。ただ、悔いのないポジョションで乗りたい。道中は、5〜6番手のインを想定したい。ロンシャンは、直線が533mある。勝負所や追い比べで馬がギブアップしたら、その時は諦めるが、ベストなタイミングで馬群の隙間を突いてほしい。

 勝っても負けても、その騎乗ができるはず。「アークイズウォー」。この言葉はスミヨンの言葉だが『戦争の様な激しい道中』を、このジョッキーなら、なんとか乗りこなしてくると思う。

 ロッサライアン。強靭さのある騎乗をする。この男。たとえ今回負けたとしても、すでに凱旋門賞ジョッキーにふさわしい腕に仕上がっていることだけは、間違いない。

 相手を少し、見渡してみる。
 昨年の5着馬、コンティニュアスが不気味な存在。スミヨンが今度は控える競馬をしてきそうだ。


<本島修司の競馬分析ワード>

【馬単位】:2008年に本島が発案した概念。一般的な「このレース、どの馬が来るか」ではなく「この馬、どのレースなら来るか」という見方に切り替えること。馬1頭と真摯に向き合うための概念。

【良駒】:その種牡馬の「産駒らしさ」が濃く出ている馬。『信頼性』が見込め、『ポテンシャルの高さ』を測る目安のひとつにもなる。

【エビデンス】:本来は「根拠」という意味の言葉だが、似ているパターンや、似ている状況で「必然の好走が出来た過去の事例がある」という意味で使用している。

公開日時:2024/10/05 21:35

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