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土曜はエコロジークがレコードで走破したが、日曜は少し降る予報。田辺アウスヴァールの単騎逃げで、前半はかなりスローダウンする可能性もある。中山外2200でも上がり3〜4Fのケイバだと機動力やコーナリングの勝負になりそうだ。
レーベンスティールは父リアルスティールをニジンスキー的に伸びを出した体型でトウカイテイオー的にしなやかにした体質で、大箱向きのストライドで走る中距離馬。中山なら内2000より外2200がいい。アーバンシックでインを捌いたルメールさんがここもキッチリ差すか。
サリエラはステイヤー質だけに前半ゆったり入れるのはいいのだが、春天も新潟記念も1枠で凡走しているように馬群がイマイチ。スローで馬群密集だと外に出すチャンスがあるかどうか…。ステラヴェローチェは贔屓にしてきた馬だが、ハイペリオン的粘着力で走るタイプだから、上がりのケイバ想定だとあまり食指は伸びない。サヴォーナも母方のパワーが強い走りで上がりはかかってほしい。
ここで買いたいのは、ヘイロークロスのシルバーステート産駒で中山の機動力抜群でコーナーで速い脚を使えるリカンカブールと、坂路調教でライフタイムベストを叩き出してきたロバートソンキー。常に脚部不安と隣り合わせで、休み休みで7歳秋を迎えたソンキーに残された時間は多くない。長休明けのダート戦を叩いて、猛稽古を重ねて渾身仕上げでここを狙いすましてきた。スローで外を回らされると苦しいだろうが、そこは乗り方ひとつだろう。中距離の斬れ味は◎に次ぐものがあるし、母父トウカイテイオーと母母トウカイテネシー(トウカイテイオーの全妹)のしなやかストライドの共演が見たい。