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先週の雨の中での競馬で3、4コーナーの芝はだいぶ剥げてきたが、それでも外を回す馬はあまりおらず、ラチ沿いを回った先行馬の好走が多かった。また中京芝1200mで行われるセントウルS自体先行有利の傾向でもある。今年も先行勢を中心に見ていきたい。
それを踏まえて本命はジョウショーホープ。1400mのスペシャリストで今回が初の1200mとなるが、当レースが中京で行われた20年は距離短縮馬が1〜3着を独占。21年も1、3着が距離短縮馬、22年は勝ち馬が距離短縮馬。3年の好走馬9頭のうち、距離短縮馬が6頭で同距離が3頭。明らかに距離短縮馬に有利なレースとなっている。
ジョウショーホープも1400mからの距離短縮ローテで、父は持続力勝負に強いキングマンボ系。本馬自身、1400mの持続力勝負で好走してきており、今の馬場なら1200mにも対応できるだろう。

対抗は同じく1400mからの参戦となるトウシンマカオ。中京芝では【0 0 0 4】とはいえ、道悪の高松宮記念や、小差の4、5着など、コース適性というよりも展開や馬場に恵まれなかっただけ。決して苦手なわけではない。また父ビッグアーサーの産駒は外枠に入ってこそのタイプが多く、同馬も大きく崩れたのはほぼ内枠。外枠から好位差しが狙えるここは好走のチャンスだ。