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◎マジカルフェアリー

◎トータルクラリティ

マジカルフェアリーは新馬戦の走りが圧巻。

2000年以降、2歳時・小倉芝1800m・良馬場において加速ラップでの勝利は136R中29R。

そのうち、パフォーマンスを出し辛い新馬戦に限れば14Rとなる。そしてそれら14Rのうち、後半4F昇順で並べると以下の様になる。

ドウデュースは言うまでもなく、毎日杯を制したピースオブエイト、ラジオNIKKEI賞勝ち・神戸新聞杯2着などのメイショウテッコン、桜花賞2着のコナコースト、リバティアイランドに土をつけたアルテミスS勝ちのラヴェルとその存在感は抜群。ジョバンニは同世代だが、友道厩舎のキャロット・エピファネイア産駒のバズアップビート、中内田厩舎・ダノックス・3億4000万のキタサンブラック産駒ダノンシーマを完封しての勝利であった事を考えれば、そのパフォーマンスの高さは折り紙付き。

サンプルは少ないが2000m戦にまで手を伸ばすと、加速ラップ勝ちで後半4F昇順となると、後半4F47.2でキラーアビリティ（ホープフルS勝ち）・48.0でマテンロウスカイ（中山記念勝ち）となる。

ものの見事に重賞勝ち馬を出し続けるレベル感であることを考えれば、マジカルフェアリーの重賞制覇も現実的な話であり、その馬が人気薄になるようであれば買うべきだと判断する。

余談だが、Northern Dancerがとにかくキツく、5+6+6+8 × 4+6となっているサートゥルナーリアにおいて、その配合のポイントはNorthern Dancerを薄くする事だと思っている点からも、6+6と最低限に留まっており、5代内にはNorthern Dancerを含まない配合にも好感。

もう1頭の本命はトータルクラリティ。

2000年以降で2歳時マイル(内)でL1F10秒台は830R中5Rのみ。

ナミュール・アズマシャトル・ドウナブルー・ベステゲシェンクでナミュールはG1馬、アズマシャトル・ドウナブルーは重賞勝ち馬、ベステゲシェンクは重賞好走馬。トータルクラリティはその中に入り、11.0にチェルヴィニア・タガノエルピーダ・シンハライト・アドマイヤオーラ・ダノンキングリー・アドマイヤマーズ・ジョワドヴィーブルなど並ぶように能力の高さあってしか出せない時計となっている。

L1F10.9/11.0の場合で後半4F昇順とすると、上記の様になる。

牝馬ながら朝日杯FS3着のタガノエルピーダ（2着馬がクランフォードで先週レコードで豊明S勝ち）、オークス馬チェルヴィニア、エプソムカップ勝ち馬ダッシングブレイズ、マイルCS勝ち馬ナミュール、皐月賞4着・ダービー3着のアドマイヤオーラに次ぐ内容で、さらにL2F〜L1Fでの加速ラップ度合いはその中でも随一となっている。

相手では、新馬戦でラップ圧巻だがこちらはオッズ的にバレているコートアリシアン。

新馬戦の加速ラップで終い1F10.9は立派だが、外回りである点と後半4Fは遅くスローペースだからこそ出た時計でもある点考慮して相手までのジョリーレーヌ。L2F21.7は圧巻の走りだったシンフォーエーバー、新馬戦まだ余力あったスアーウェーブまで。

<馬券>

馬単(単勝8,9の延長)

8-9(300)

8-3(300)

8-1(300)

9-8(300)

8-4(400)

9-1(400)

9-3(500)

8-6(600)

9-4(800)

9-6(1000)

3連複(8-9ワイドの延長)

4-8-9(800)

6-8-9(800)

3-8-9(400)

1-8-9(300)

3連単

3.4.6-8.9-1.3.4.6(18*100)

6-8.9-1.3.4(6*100)

6-9-3.4(2*200)