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３走前の園田1400ｍのJpnIII・兵庫ＧＴでハナを切っていた金沢・吉原寛人騎手のボヌールバローズ、阪神ダ1800ｍの新馬勝ち馬で５連勝中の格下馬フーリッシュホビー、笹川騎手が52kgで騎乗の３歳馬ミチノアンジュ、オープン昇級緒戦の上がり馬ミラクルティアラ、昨年12月の神奈川記念１着のヴィブラフォン。これだけ逃げ先行型が揃うのも珍しい。ここは６戦４勝３着２回でオープン入り、緒戦の川崎1600ｍ・神奈川記念で0.1差２着、前走のエンプレス杯は＋10kgの最高馬体重で最先着を果たしてきた高知・赤岡修次騎手のキャリックアリードを狙ってみたい。鞍上は今年６月のJpnII・関東オークスでは高知・グラインドアウトで８人気３着。御神本騎手からの乗り替わりでも割り引く必要はないだろう。

アーテルアストレアはこれまで1700ｍ以上のレースしか使っておらず、小倉ダ1700ｍ４着、川崎・エンプレス杯４、６着とコース不安はあるものの、前々走では１周1051ｍと日本最短の園田コースで３角先頭と早めに動く競馬を見せていただけに、川崎1600ｍにも対応できる可能性はありそうだ。ミラクルティアラは[4-6-2-2]でオープン入り、スタートでバランスを崩した３走前は上がり２位で５着まで挽回。母はＪＢＣレディスクラシック連覇を含めてＤＧ８勝、川崎でもエンプレス杯１、３着、12年のこのレースで１人気３着、母の弟に東京大賞典１着、かしわ記念３着のローマンレジェンド、今年５月の名古屋グランプリ２着のヒロイックテイルと血統的な魅力も十分。神奈川記念ではオープン緒戦の２頭がワンツーだっただけに、同馬にもチャンスは十分ありそうだ。

昨年はフェブラリーＳ６着、かしわ記念６着から頭差２着だった1600ｍベストのスピーディキック、昨年７月の札幌ダ1700ｍ・ポプラＳではヴィブラフォンを差し切り勝ち、次走の門別・ブリーダーズＧＣでも３着に好走、前走の大井1600ｍ戦は＋13kgで叩き台だった印象のカラフルキューブ、３歳時にはデビュー２連勝で臨んだ関東オークスで２人気５着、今年４月開業の大井・真島大輔厩舎への移籍で大井出身の戸崎圭太騎手に依頼してきたドライゼを次位候補に。