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nigeの予想

11R

宝塚記念 GI: 6月23日(日) 15:40 京都芝2200m

予想印
	12ブローザホーン(3人気)
	9ソールオリエンス(7人気)
	2ジャスティンパレス(2人気)
	10ローシャムパーク(4人気)
	4ドウデュース(1人気)
	5ディープボンド(9人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

予想印を出馬表に反映

買い目
券種・買い目	組み合わせ・点数
馬連流し	軸 12 相手 2910 3通り各1,000円払い戻し9-12：1,000円x48.9倍=48,900円
3連複1軸流し	軸 12 相手 245910 10通り各500円
3連単1着流し	1着軸 12 相手 245910 20通り各100円
合計	10,000円

払い戻し・収支
払い戻し金額	48,900円
収支	+38,900円

レース結果

着順	馬番	馬名	人気
1	12	ブローザホーン	3人気
2	9	ソールオリエンス	7人気
3	3	ベラジオオペラ	5人気
4	7	プラダリア	6人気
5	10	ローシャムパーク	4人気
6	4	ドウデュース	1人気
7	5	ディープボンド	9人気
8	13	ルージュエヴァイユ	10人気
9	11	ヤマニンサンパ	13人気
10	2	ジャスティンパレス	2人気
11	1	シュトルーヴェ	8人気
12	6	ヒートオンビート	12人気
13	8	カラテ	11人気

払戻金

単勝	12	750円	3人気
複勝	12 9 3	240円 400円 350円	3人気7人気5人気
枠連	6 8	3,770円	18人気
馬連	9 12	4,890円	20人気
ワイド	9 12 3 12 3 9	1,310円 1,330円 2,360円	17人気18人気30人気
馬単	12 9	9,380円	36人気
3連複	3 9 12	16,020円	61人気
3連単	12 9 3	91,680円	325人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

見解

ウマい！0

【全馬評価あり】雨の影響のある京都なら舞台は揃った！

＜予想＞

◎：ブローザホーン
2200m以上で雨の影響のある京都なら

○：ソールオリエンス
前走は動き出しのタイミング悪く

▲：ジャスティンパレス
位置取りが悪くても届いていい脚がある

△：ローシャムパーク
外枠でスムーズに運べるのは歓迎

☆：ドウデュース
短い直線のほうが勝ち切る期待ができて

注：ディープボンド
上がりのかかる馬場や流れになれば

＜展開＞

逃げたい馬は不在。好位を取りたいのは、ベラジオオペラ、ディープボンド。この距離ならカラテも好位を取りに行ける（去年の宝塚記念では4番手）。

ベラジオオペラは逃げて目標にはされたくないので、前走のように好位外のイメージ（内枠に入ったので、被されるのを嫌って逃げる可能性もある）。テンの脚がそこまで速くないディープボンドが押してハナを取るか、カラテが一発狙って逃げるパターンを想定。

前半は速くなりそうにないが、京都2200mは1コーナーまでの距離が長いので極端なスローペースにはなりにくい。やや遅めからペースアップが速い流れで、全体的には平均ペースを想定。

＜予想詳細＞

本命は、ブローザホーン

前走の天皇賞(春)(京都芝3200m)は、スタート後すぐに隣のディープボンドが前の進路に入ってきて抑えたことで、外から前に行かれて中団やや後ろから追走。残り600mで5頭分外から動き出して、直線で外へ。いい脚で伸びてきて、残り200mから一気に前に迫ったが2馬身差2着。

前半はペースが流れていたが、2周目向正面から3コーナーでマテンロウレオ（横山典弘騎手）が後続を引き付けて、3コーナーでは一団。外を走るロスが大きくなって、高速馬場で内・前の馬が止まらず捕らえられなかった。

結果的に位置取りが悪くなって、ロスの大きい外から動くしかなかったことが痛かった。でも、上位5頭の中で一番ロスの大きい進路で、あそこまで持ってきたのは強い内容。本命で期待していたが、精一杯の走りをしてくれていた。

今回は、京都芝2200mで雨の影響のある馬場になるのが魅力。

京都芝2200mで雨の影響のある馬場は、去年の烏丸S(3勝クラス)で経験済み。この日はかなり時計のかかる馬場になっていて、前半やや遅めの入りからのロングスパート戦（今回の想定と同じ）。この流れを5番手から抜け出して5馬身差の完勝で、強い走りを見せている。

雨の影響のある馬場は、距離不足の2023年函館記念で0.4秒差3着、2023年札幌日経OPを6馬身差楽勝。洋芝の時計のかかる馬場も対応している。

高速だった中山の潮来特別(2勝クラス)もいい時計で勝っていて、馬場に関しては「不問」。どんな馬場にも対応できる。対応できない馬が増えることを考えると、馬場が悪くなることはプラスになる。

あと、この馬で一番評価しているのが「京都」の日経新春杯。

このレースでは、軽く出して中団やや後ろで追走。3～4コーナーで前のサトノグランツとハーツコンチェルトの進出を後ろから追いかけて直線で外へ。じわじわ差を縮めて、残り200mに入って相手の脚が鈍ったところを差し切って1馬身差で勝利。

残り1000～800mは向正面の上り部分なので、ペースが落ちたのは2コーナー部分だけ。2400mのペースが流れた展開でのロングスパート戦。馬場を考えると走破時計が速くて、ロングスパート戦でラスト1F0.3秒しか減速しない高レベルレース。以前から評価していたが、G1レベルでも戦えると感じさせる過去最高の走りで、成長力を見せて想定以上の好内容だった。

このレースを評価して、本命にした天皇賞(春)で5番人気2着。その天皇賞(春)より条件が合うと考えているのに、相手が揃うことで人気はほとんど変わらない。オッズ面の魅力もある。

阪神大賞典では折り合いに苦労したが、天皇賞(春)では折り合えていた。2200mに距離短縮するので、前半が遅めでも折り合いやすい。枠も多少スタートが遅れても位置を取りに行けて、馬場が想定以上に悪くなってもいいところを走れる外枠に入った。

不安がある条件は、時計が出る馬場で上がり33秒台になるような極端なスローの上がり勝負だけ。京都芝2200mのコース形態と雨の影響のある馬場なら、逃げ馬不在でも極端なスローペースにはならない。

好メンバーが揃ったが、天気も味方して魅力的な条件が揃っているので再度本命で期待する。

対抗は、ソールオリエンス

前走の大阪杯(阪神芝2000m)は、スタートから押してはいたが、中団やや後ろの外から追走。
向正面に入ってすぐローシャムパークが外から進出して、ワンテンポ遅れて残り1100mくらいから進出開始。2列目外まで上がって、3コーナーへ。4コーナーから直線に入るところで少し遅れたが、最後まで粘って0.5秒差7着。

外から動いたローシャムパークがクビ差2着なので、動いたのは悪くない。ただ、ローシャムパークが動いたところはペースが一番落ちていたところ（残り1400～1200m：12.6秒）で、この馬が動いたのは全体のペースが上がってから（残り1200～1000m：11.8秒）。

位置を上げるのに、ローシャムパーク以上の脚を使って、外追走もあったら苦しくなるのは仕方ない。脚が止まった理由はあるので、悲観する内容ではなかった。

今回は、京都の外回りで雨の影響のある馬場になるのが魅力。

中山で結果を出しているが、器用な馬ではないのでコーナー角度が緩くて、直線の長さもあるのは歓迎。京都は、去年の菊花賞で3着になって対応している。

あと、2023年皐月賞で重馬場を外からタスティエーラを差し切っていて、雨馬場は苦にしない。日本ダービーで33.3秒の速い上がりに対応していて、ブローザホーンと同じ馬場不問のタイプ。

昨年末の有馬記念の内容（0.7秒差8着）で「これなら古馬になっても戦える」と思った馬。

古馬になっての中山記念は、道中で前にいて最内を通っていた3頭の決着（1着馬：2列目最内、2着馬：逃げ、3着馬：3列目最内から4コーナーで2列目1頭分外）。この結果になるレースで、3～4コーナーは5頭分外、直線に入るところではさらに外。大阪杯は、仕掛けるタイミングの悪さがあってどちらも言い訳のできる凡走。

仕掛けるタイミングが合えば一変できる条件になるので、巻き返しに期待する。

単穴は、ジャスティンパレス

前走のドバイシーマC(芝2410m)は、スタートで内の馬と接触したがじわっと出して好位内の4番手から追走。3コーナーで前の3頭が先に動いたが、4コーナーからの仕掛け。直線で外に出してじわじわ差を縮めたが4着まで。

どう見てもスローペースで、その流れで追い出しを待っての仕掛け。モレイラ騎手が馬の適性を理解していなかったのと、ペース判断もミスしたと感じる内容。長所を活かし切れずに不完全燃焼。

この馬は、加速が少し遅いが、トップスピードに乗ると長くいい脚を使えるタイプ。

コース的には、3～4コーナーでもたつくところが出る馬なので、広いコースの方が走りやすい。勝つことを考えたらロングスパート戦になって、少し上がりがかかった方がいい。

前走は、スローペースで仕掛けを遅らせて、弱点の影響が大きく出ている乗り方。位置取りは良かったので2着争いに加われたが、瞬発力タイプのシャフリヤール・リバティアイランドに先着されたのは仕方ない。

今回は、前走からプラス材料が多い。

京都は、2023年天皇賞(春)を勝っていて、時計は出ていたが稍重に対応。距離も超高レベルだった2023年天皇賞(秋)で2着になれる馬なので、2200mの距離があれば問題ない。

ペースは、前半は遅くなる可能性はあるが、コース形態からペースアップは早くなる。それに加えて、雨の影響で極端に速い上がりにもならない。レース条件は前走から明らかに良化する。

鞍上も、騎乗時4戦4勝のルメール騎手を確保。モレイラ騎手が乗った馬は、次走で凡走することが多いが前走は騎乗ミス。力を出し切っての反動はないし、ルメール騎手騎手なら下手に乗る可能性も低い。

課題は、前に出して行きにくい内枠に入ったことと馬場。

ルメール騎手騎乗時は、好位～中団やや前で走らせている。このメンバーなら、出遅れなければある程度の位置が取れる。いい位置を取ることを考えたら、外枠からじわっと出して行く形が良かった。あと、極端に馬場が悪くなった時は「未知の不安材料」になる。

気になる点はあるが、課題をクリアできたらあっさり勝っても驚けない力があるので単穴とした。

4番手は、ローシャムパーク

前走の大阪杯(阪神芝2000m)は、内枠だったので外の馬を先に行かせて、外に切り替えて後方集団で追走。向正面に入ってすぐに進出をして、3コーナーに入るところでは外の3番手。直線で抜け出したベラジオオペラとの差をじわじわ縮めたがクビ差2着。

長所を活かすのが難しい「1枠2番」だったので軽視したが、下げて外に切り替えて、ペースが上がらないところを早めに動く判断も大成功。厳しい枠と戸崎騎手の好騎乗で好走させたレースだった。

今回は、外枠に入ったのが魅力。

この馬は、内を起用に立ち回る馬ではなく、勝負どころは外にいて自分から動いて長く脚を使うのが理想。函館記念とオールカマーは、外からじわっと進出して直線で長く脚を使っていた。内枠だと前走のように下げて外に出すひと手間が必要になるので、外枠から出たなりの位置取りができる外枠は歓迎。

雨の影響のある馬場は、2023年函館記念で時計のかかっていた稍重を勝っているので問題ない。

ただ、能力的に上位評価3頭の方が上の評価で、馬場適性もブローザホーン・ソールオリエンスは雨馬場歓迎。勝ち切るまではかなり上手く運べないと難しいと考えてこの評価になった。

5番手は、ドウデュース

前走のドバイターフ(芝1800m)は、出遅れたが少し盛り返して中団やや後ろの最内で追走。直線に入って進路を探しながら、前のダノンベルーガの内へ。追い出して伸びるかと持ったら、周りと同じ脚色で5着。

不完全燃焼に見えるが、もう少し伸びてもいいと感じる内容。2500mの後の1800mだったローテ、叩き良化型と感じる実績、結果の出ていない海外など他にも凡走の理由があったと考えている。

今回は、京都外回りの雨の影響のある馬場の対応が課題。

日本ダービーと有馬記念で強い印象があるが、古馬になって勝ったのは2023年京都記念（阪神芝2200）と2023年有馬記念（中山芝2500m）。どちらも、良馬場の内回りで、内回りの3～4コーナーで楽に位置を上げて、その勢いのまま直線で突き抜けて勝っている。

この2戦以外は案外のレースが多くて、京都の外回り、雨の影響のある馬場は不安を感じる。さらに内枠に入って、スムーズに外に出せるかの課題も加わった。

強いのは間違いないが、勝ち切るまで考えるとこの条件がいいとは思わない。勝ちに動くと、外回りと馬場の影響で伸びを欠く可能性もあると考えてこの評価になった。

最後に押さえで、ディープボンド

前走の天皇賞(春)(京都芝3200m)は、ハナを取るくらいしっかり出して、2列目最内の3番手で追走。1周目ゴール前で2番手に上がって、マテンロウレオに離されすぎずに追いかける形。3コーナーでマテンロウレオが引き付けたので外に並びかけて、直線に入るところで先頭。直線に入ってすぐ外にいたテーオーロイヤルに交わされて、しぶとく粘って0.4秒差3着。

予想では「言い訳のできる凡走続きで衰えとは言い切れず」として相手に入れていたが、想像以上の走りで4年連続で天皇賞(春)を好走。長距離が得意なのは当然だが、京都適性の高さも見せたレースだった。

今回は、京都だが距離が2200mになるのが課題。

上がりがかかればかかるだけいい馬なので、距離も長い方がいい。過去2年の阪神での宝塚記念は、2022年0.6秒差4着（3人気）、2023年0.4秒差5着（5人気）。中距離だと上がりがかかってくれても、少し足りない結果になっていた。

ただ、過去2年と違って京都開催で、雨の影響もある馬場になるのは魅力。枠の並びも、ベラジオオペラより外ならスピードの違いで被されることはなく、ハナを取れるなら取ってしまってもいい。

前で積極的なレース運びをして上がりのかかる展開に持ち込んだら、今年の条件なら馬券圏内争いに加われていいので押さえておきたい。

※以下は、買わない馬の評価。

シュトルーヴェ
前走の目黒記念は、勝ちはしたがペースが遅くて、上がり勝負を差しただけ。レースレベルは低い。本命にしていて、普通に走れば勝てる相手だった。2走前の日経賞は、7歳以上が多い中で成長を見せて好内容。でも、今回のメンバーと比べるとかなり相手が楽だった。まだ成長してくる可能性はあるが、この相手で順番をつけると手が出ない。

ベラジオオペラ
前走の大阪杯は、外枠から位置を取りに行って2番手から追走。向正面でローシャムパークが動いて全体のペースが上がったが、前半に楽をできていたのでロングスパート戦に対応してクビ差で勝利。

勝ったのだが、器用に立ち回れる馬なのでペースが上がりそうにないから2番手を取って、抜け出して粘る完璧なレース運びができたレース。あれ以上はないと感じる内容。

今回は、相手強化に加えて、大阪杯で倒した馬が巻き返せる条件替わり。想定以上に前半のペースやペースアップのタイミングが遅くて、前走以上に前有利の展開でないと馬券圏内に残るのは難しい。差しが届くレースを想定しているので、消す判断になった。

ヒートオンビート
この馬なりに安定して走っていて、重賞で勝ったのはレーン騎手が乗った2023年目黒記念だけ。手薄な2500mのG2がベストで、2200mのG1だと力を出し切っても上位争いは厳しい。

プラダリア
前走の大阪杯は、いい位置にはいたがもっと上がりがかかるレースがいいので、追いかけるだけになって0.4秒差6着。この馬の力は出し切っていた。京都芝2200mは京都記念で勝っていて、雨の影響で時計がかかる馬場になるのも歓迎。ただ、その条件でもこの相手だと、相手が凡走してくれないと上位争いに加わるのは厳しい。単純にG1だと相手が強いと考えているので消し。

カラテ
異常レベルの馬場悪化だった2023年新潟大賞典を勝っているので、雨の影響があるのは歓迎。ただ、この相手では異常レベルに馬場が悪くないと能力差が大きいので厳しい。

ヤマニンサンパ
前走の鳴尾記念は、後方中団の内から長く脚を使って0.2秒差4着。この馬としては最高のレースをして、あれが精一杯。G1レベルで好走できる走りをしたことがない。この相手は厳しい。

ルージュエヴァイユ
前走の大阪杯は、中団やや後ろで追走。3～4コーナーを最内でじっとして、直線も内から伸びてきてクビ・ハナ差の3着。ベラジオオペラとローシャムパークの手応えがよかったので、3～4コーナーで前にいた馬がどんどん外に出してくれてロスなく走れる恩恵を受けている。4コーナーで1頭分外にいて、直線に入ってから外に出したステラヴェローチェの方が強い走りをしていた。

成長は感じるが、外を走ってこの相手を差し切るのは難しい。完全な外差し馬場までなって、馬場の恩恵が大きくならないと馬券圏内までは厳しいと考えて消し。

■ 参考：過去5年の中央競馬GⅠ成績
※全てnetkeibaで公開した予想。

23年：24戦 6的中（回収率151.7%）
22年：24戦 5的中（回収率 94.8%）
21年：24戦 2的中（回収率131.2%）
20年：24戦 5的中（回収率151.6%）
19年：24戦10的中（回収率195.6%）

公開日時：2024/06/20 17:09

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