【ご注意】予想の転載はお控えください
出馬表に予想印が反映されますが、よろしいですか?
※注の印は反映されません。
※既に予想印を入れている場合は上書きされます。
出馬表に印を反映しました。
※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。
お気に入り登録が完了しました。
この予想家が予想を公開した際に通知を受け取りますか?
お気に入り登録を解除します。
お気に入りの解除に伴い、通知、自動購入の設定も解除されます。
◎ブローザホーン
宝塚記念は毎年阪神内回りで行われるが、今年は改修工事により京都の外回りで行われる。
当然レースの性質が大きく変わってくるわけだが、代替開催の恩恵を最も受けるとみているのがこの馬。
折り合いを欠きながらも馬券内を死守した阪神大賞典の内容からも阪神が不向きというイメージは全くないが、この馬は京都の坂の下りを非常に有効に使った走りができている。
スパッとキレる脚は持っていないが、一度エンジンがかかるととにかく長く良い脚が使える。
不良馬場の中を他馬とは別次元の脚色で圧勝した7走前の烏丸ステークスもそうだが、前が強気に引っ張る流れを大外から息の長い脚で差し切った3走前の日経新春杯を見てもそれは明らか。
前走の天皇賞では長距離戦らしく先行勢が早めに動いたので勝負どころでの手応えが目立って良く見えたわけではないが、この馬自身も坂の下りでスピードを乗せながら直線に入ることができていた。
本格化し始めた昨年の春頃からはどのポジションからでも競馬ができるようになっており、インを突く競馬から大外を回す競馬までいかなる形でも崩れなくなった。
エピファネイア産駒には珍しい晩成タイプで、今年に入ってからは以前にも増して末脚に磨きがかかってきた印象すら受ける。
今回は一気に5ハロンの距離短縮となるが、行きたがる面を見せるので折り合い面を考慮するとむしろ歓迎材料。
2400m戦の日経新春杯では1000m通過が58秒3のハイペースを中団で楽に追走できていたので、手頃な頭数の2200mなら不安は一切ない。
何より今回は得意としている重馬場以上になるのが濃厚で、尚且つ逃げ馬不在のメンバー構成。
ディープボンドが強引にでもハナを主張するとみているが、仮に行けなかった場合はベラジオオペラくらいしか見当たらない。
馬場の悪化という要素が加わることで余計に展開が読みづらくなってくるが、早めに進出してくる馬が複数出てくるのは間違いないと思うので最後は底力勝負になるはず。
そうなれば馬場や展開に左右されないこの馬が最も信頼に値するとみている。
枠も外の偶数番を引けたので持ち前の自在性が存分に生かせる。
この距離での純粋な底力勝負ならこの馬に勝る存在は見当たらないと思う。
好条件がズラリと揃った今回は自信を持って本命に推せる。
◯ソールオリエンス
ここ3走は成績が振るわないが、いずれのレースも明確な敗因はある。
3走前の有馬記念は最内枠で展開も不向き。
圧倒的内枠有利の有馬記念といえども、機動力の全くないこの馬にとって最内枠は仇でしかなかったと思う。
2走前の中山記念は距離不足と完全な前残りでこのレースも展開不向き。
この馬の適性距離は2000m〜2400m辺りだと思っているので、4着に敗れはしたが厳しい展開の中をよく追い上げた方だと思う。
前走の大阪杯は輸送の影響か馬体が大きく減っており、とても万全の状態には見えなかった。
末脚一辺倒の競馬から脱却するために着けたブリンカーも結果的には良くない選択だったと思う。
これらの内容を見る限りだと展開に注文は付くが、現状は後方でじっくり脚を溜める競馬が合っている。
この馬がハイパフォーマンスを見せたレースはやはり昨年の皐月賞。
ダービー馬のタスティエーラを除いて先行勢が壊滅する完全に展開のハマったレースではあるが、中山の内回りを直線だけで突き抜けた内容は圧巻で、あれはごく限られた能力のある馬にしかできない芸当。
母系の血が重いので荒れた馬場も大きく味方したと思う。
今回は重い馬場で底力の問われる展開になるはず。
ブリンカーを外して挑むとのことなので、従来のスタイルに戻した競馬になると思う。
皐月賞を制した中山と京都ではコース形態が全く異なるが、外回りで少しでも直線が延びるのは大歓迎。
久々に巻き返せる下地は整ったとみる。
▲ディープボンド
前走の天皇賞は2番手追走から早めに動く強気な競馬で3着に粘り込んだ。
5ハロン短縮となる今回は年齢的にも追走面に多少の不安はあるが、京都との相性の良さは本格化する前から何度も示してきた。
これまでの戦績から2200mはギリギリ足りるといった印象だが、雨で時計を要する馬場になれば誤魔化しが効くはず。
大跳びで綺麗な走りをするので重馬場巧者だとは思っていないが、全く問題なくこなせるというイメージはある。
実質逃げ馬不在の今回のメンバー構成なら強引にでもハナを主張すると予想しているので、手頃な頭数ということもあり逃げ馬は軽視できないという見立て。
☆ベラジオオペラ
成績の振るわない4歳世代の中で唯一奮闘していると言ってもいい存在。
距離延長や極端に馬場が悪化した場合の不安はあるが、現状4歳牡馬で一線級を相手に結果を残しているのはこの馬のみ。
今回は大阪杯よりメンバーレベルが上がるのでその点がどうかだが、ここは4歳馬の成長力に期待したい。
展開利は見込めるので軽視はできない存在。
△ジャスティンパレス
鞍上のルメール騎手とは4戦4勝の好相性で、距離、コース共に問題ないタイプなだけに上位人気になるのは避けられないと思うが、お世辞にもレースの上手な馬とは言えない。
2走前の有馬記念では出負け気味のスタートで最後方から終始外を回る苦しい競馬を強いられながらも4着に健闘。
着差を考えると勝ち馬のドウデュースよりも遥かに強い競馬をしたと思う。
能力は非常に高い馬なので、道中のロスを軽減できそうな今回の手頃な頭数はプラス材料。
重い馬場を問題なくこなしてくるようなら侮れない存在ではある。
不安要素が少なくなく、鞍上との相性が特別良いという印象もないので、今回は抑えまでという評価にとどめる。
△ドウデュース
これまでの実績からも地力上位なのは明らかだが、どうしても重い馬場への不安が拭えない。
ハーツクライ産駒は京都を苦手としている馬も少なくないので、この馬自身コース未経験という不安もある。
昨年の有馬記念は勝利こそしたが、鞍上の完璧な騎乗によるところが大きかったのは否めないと思う。
軽い馬場の方が向いているのは間違いないと思うので、今回は抑えまでにとどめたい。
△ローシャムパーク
国内でバリバリの一線級と戦うのは今回が初なので力関係がカギになる。
とはいえ、強引に捲っていく競馬で前走のメンバーに通用したのは大きな収穫だったと思う。
1ハロンなら距離延長に不安はなく、馬場も極端に悪化しなければ問題なさそうな血統背景。
前走のような強引な競馬ができるのは今回の手頃な頭数のレースにおいては魅力。
この予想家をお気に入り登録する ※予想が公開されると通知が受け取れます。
お気に入り登録済み ※予想が公開されると通知が受け取れます。