さつまの予想

11R
日本ダービー GI
5月26日(日) 15:40 東京 芝2400m
予想印
15ジャスティンミラノ(1人気)
11シュガークン(8人気)
4ビザンチンドリーム(10人気)
2レガレイラ(2人気)
8アーバンシック(4人気)
13シンエンペラー(7人気)
5ダノンデサイル(9人気)
6コスモキュランダ(6人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し
15
相手
4511
3通り 各1,000円 払い戻し5-15:1,000円x68.6倍=68,600円
馬連通常
411
200円
ワイド流し
15
相手
411
2通り 各1,000円
馬単2着流し
2着軸
15
相手
4511
3通り 各200円 払い戻し5-15:200円x214.9倍=42,980円
3連単フォーメーション
1着
15
2着
4611
3着
245681113
18通り 各100円
3連単フォーメーション
1着
411
2着
15
3着
245681113
12通り 各100円
3連単フォーメーション
1着
615
2着
615
3着
4511
6通り 各200円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 111,580円
収支 +101,580円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 5 ダノンデサイル 9人気
2 15 ジャスティンミラノ 1人気
3 13 シンエンペラー 7人気
4 1 サンライズアース 15人気
5 2 レガレイラ 2人気
6 6 コスモキュランダ 6人気
7 11 シュガークン 8人気
8 18 エコロヴァルツ 17人気
9 12 シックスペンス 3人気
10 3 ジューンテイク 14人気
11 8 アーバンシック 4人気
12 10 サンライズジパング 16人気
13 14 ゴンバデカーブース 11人気
14 9 ダノンエアズロック 5人気
15 17 ショウナンラプンタ 12人気
16 7 ミスタージーティー 13人気
17 4 ビザンチンドリーム 10人気
16 メイショウタバル 取消

払戻金

単勝 5 
4,660円 9人気
複勝 5
15
13
700円
120円
380円
9人気1人気7人気
枠連
  • 3
  • 7

820円 3人気
馬連
  • 5
  • 15

6,860円 20人気
ワイド
  • 5
  • 15

  • 5
  • 13

  • 13
  • 15

1,380円
8,000円
660円
14人気53人気6人気
馬単
  • 5
  • 15

21,490円 52人気
3連複
  • 5
  • 13
  • 15
21,250円 55人気
3連単
  • 5
  • 15
  • 13
229,910円 504人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

日本ダービー 出走馬全頭の解説付き 能力評価 勝負レース

東京11R 日本ダービー

 

日本ダービーの予想を見て頂きありがとうございます。

ダービー、有馬記念、宝塚記念は個人的にではありますが、GIの中でも特別なレースだと思っているので、そういったタイミングの時に選択肢の1つとして選んで頂けるのは嬉しい限りです。

そんなダービーですが、前提として考えているのがオークスのようはガチガチの決着になった時のパターン。自分は予想の幅を狭めるタイプのアプローチでは無いので、この手の決着を多頭数の競走でやられた場合は基本的に外れ。

人気馬から狙うことは全然あるけど、軸、相手共に人気馬に絞って堅い決着を取りに行くみたいな予想はあまりしないので、その辺はまず捨てる所からがスタートです。

後は皐月賞がレコード決着だった事からジャスティンミラノは反動があるんじゃないかみたいな話を見たのだけど、そもそもその理論だったら皐月賞の上位入線組は軒並み反動あるよね?って話になるので、馬の個体差はあってもレコード決着だからって考え方はあまりしないかな。現に3着だったジャンタルマンタルが間隔詰めたローテでNHKマイルCを勝っている訳だし、大目標となるダービーに向けてケアの部分で失敗するというのは薄いケース。

残念ながらメイショウタバルが取り消しという事にはなってしまったけど、ペース吊り上がるよりは落ち着いてくれた方が嬉しいので、展開部分を考える上では本命馬には追い風。

そういった所も踏まえながら、今年の日本ダービーに出走する各馬の解説をしていきますのでよろしくお願いします。

 

【出走馬 見解】

 

1サンライズアース

 

新馬戦、すみれS共にレースレベルの担保が薄いので今回強気の評価を入れることが出来るタイミングでは無いのだけど、この馬に関してはまだ能力の底を見せていないとは思う。

ただ印を回す余力が無いのも事実ではあるし、今回はここまでフォローするのか悩み所。好走しても驚かない1頭にはなる。

皐月賞では如何の評価をしていた馬だけど、結果的に高速決着となったレースには対応しきれずと課題は浮き彫りになった印象。メイショウタバルが有り得ない引っ張り方を見せたのも向いていなかったとは思うが、現状の完成度では皐月賞上位組とは能力差は感じた。

距離が伸びる点に関してはメリットがあるも、不器用な馬らしく多頭数で自らのパフォーマンスを十分発揮するのは計算しにくい。最内枠貰えた馬の中ではこれを活かし切れない可能性が見えるので、皐月賞同様に印を回すまでは至らないか。

 

2レガレイラ

 

ホープフルSはハイレベル戦で牡馬相手に勝ち切っているのだから弱い訳は無い。

ただ真っ直ぐ評価しきれない部分も残る。まず前提としては外差し有利の傾向が出ている馬場ではあった為、外を回す事が馬場質の部分で距離ロスとの帳消し貰えたこと。スタートのっそりと出ても動じないルメール騎手だからこそ脚が溜まって弾けた点など北村騎手に乗り替わりデメリットは大きい。

これでオッズ貰えるようなら幾分かメリットも出てくるのだけど、牝馬の皐月賞挑戦は注目度もあってそこまで下げないイメージ。それならば強気の評価まではしにくいか。

内を通って外斜行気味だったシンエンペラーの方が個人的には強い競馬していると判断。

この様な評価で皐月賞は結果的に跳ね返されての6着。ただ今回ポイントとして考えているのが、この時期の牝馬にしては珍しく距離延長を踏むメリットがある点。勿論北村騎手の継続騎乗だった場合はそのメリットは薄れるのだけど、折り合い面を卒無くこなした上に終いの伸び代を作れるルメール騎手であればデメリットを上回る加点要素を得られる場面。

更にロスを抑える立ち回りをしたい日本ダービーにおいて、捌くことの出来る騎手での内枠引きは非常に大きい。牡馬相手にした時にも一切人気が落ちないので正直妙味は感じない馬ではあるけど、芝のGI競走且つ中距離戦においてルメール騎手が乗るってことはそれだけで点数を割く必要がある。

 

3ジューンテイク

 

京都新聞杯を制してダービーへと駒を進めてきた1頭にはなるけど、自己加速の求められる東京への舞台替わり自体はそこまで合っているとは考えにくい。

まず前走の京都新聞杯は逃げたウエストナウが外へと斜行した事により不利を受けた馬がいたレース。その不利に関して内ラチ沿いのポケットにいた事で回避出来たのは大きかった。

リズムを作る運びをする上において早い段階でああいった不利を受けてしまうと、やはり能力発揮しにくくなるので、そういった状況下を踏まえるとインでじっくりと脚を溜めて、素直に終いだけ脚を使えた部分は他馬に比べても相対的には有利な立ち回りとなった。

引き続きの内枠引きはメリットにはなるし、京都新聞杯を勝った所で人気にもならないから妙味はあるけど、能力面での評価はしにくい1頭なので今回は印回す余力までは。

 

4ビザンチンドリーム

 

皐月賞では致命的とも言える大出遅れをやらかしてしまい、ムルザバエフ騎手という前向きな立ち回りのできるジョッキーを乗せてのプランが一瞬で消え去ってしまった1頭。

乗り難しさに加えて追走部分にも課題のある馬ではあるので、レコード決着となったメイショウタバルの作ったペースに関してもこの馬向きでは無かったと言えるし、4角でも不利を受けているなど全部噛み合わずに終わってしまった印象。

まずリカバリーに脚を使うのは想定していたとは思うけど、それでもその想定以上に出遅れる格好にはなったのと、Hペース過ぎた事もあり捲る余地も無かった上に外回し過ぎた馬には上がりの限界もあった1戦。それでも勝ったジャスティンミラノと同程度の上がりは使っていたので、追い込み組で消耗を強いられた部分を考えればまだパフォーマンスの伸び代を残しているのかなと。

阪神2000mでの新馬戦もコーナーから直線にかけての手応えが相当抜けていたし、2走前のきさらぎ賞も本来なら差し損ねの3.4着程度に終わっても仕方なかったレースを僅差とはいえ差し切り勝ち。

皐月賞は前提として物理的に無理だったと注釈の付く1戦ではあるので、3歳世代の中でもトップクラスと遜色ない後半力を持っている馬と評価はしておきたい。

折り合い面の懸念等を踏まえても距離延長をこなしつつ、上ブレ引く可能性を見込んだ方がチャンスはあるので、条件自体は個人的には好転貰う1戦って考え方。勿論幅はあるので、悪い方に転ぶ可能性もあるけど、今回は前走みたいな初動にならなければ馬群に入れて競馬をできる内枠を引けたのも強み。

皐月賞2桁着順ってことで人気も落としてくるタイミングにはなるでしょうし、他に目に付く馬が多いことで人気薄までありそう。

本命打ち込むまでの好走確率はないけど、相手には押さえておくのはアリなタイプかなと。

もし相手に置きたい穴馬で悩んでる方がいましたら、1点使ってこの馬をフォローしてみてはと軽く推奨しておきます。

 

5ダノンデサイル

 

4着だった京都2歳Sは世代重賞の中でも超がつく程度にはHレベル戦とレースレベルの担保がある馬。しかもこのレースで力負けしている訳では無かったこの馬は次走の京成杯でしっかりとパフォーマンスを上げて勝っているし、歩様が乱れたことで皐月賞の出走は叶わなかったものの、能力面の底は見せていないとは思う。

控える競馬するのであれば枠も含めて狙って良い1頭とは考えている。ただ典さんがどういった競馬をするか考えるのが不毛であるのも承知はしているので、相手に入れる以上の評価までは。メイショウタバルが逃げずでこの馬が好発決めてしまい前に行くパターンがダービーにおいてはあまり嬉しくない立ち回りかな。

そうなった場合はあまりペースが引き上がらないって事だから、途中で緩い流れを嫌う馬や掛かって我慢出来なくなった馬が捲り気味の発射してくるレース質に傾くと見ているので、前にいる馬は目標にされやすい。

 

6コスモキュランダ

 

弥生賞はデムーロ騎手の捲りパターンがハマった競馬ではあったので、まさにこの馬のレースではあった。そういった意味では前走が1番妙味を抱えていたタイミングではあったので、期待値の部分は勝ったレースの後でモレイラ騎手乗っけるのだから相応の人気で落ちてくる印象。

ただシンプルな能力の部分もハマったレースをした中でも強かったとは言えるので、相手以上の評価は継続するべき。1週前追い切りでは1番時計マークするなどこの馬単体での上がり目は残しているようでしたし、レースパフォーマンスは前走以上マークするの厳しいかもしれないけど、世代最高クラスのシンエンペラーに先着した事実は重く受け止めておきたい。

他に減点要素入れるべき馬はいると思うから、モレイラ騎手と能力の上限値では足りるって理由だけで嫌う必要ないか。

皐月賞ではこの様な評価をしていた馬だったけど、想定よりもやや上乗せした強さを見せての2着。ぶっ壊れペースだった皐月賞は外差し有利な傾向があったとはいっても、差し込む競馬自体が戦績としてブレやすい中で3戦続けての好走にはなるので、ポテンシャル自体は世代のトップクラス。

課題となるのは瞬発力を比べるレースをした場合にどの程度まで誤魔化すことができるか。

この馬は上がりを使いながら好走しているのだけど、直線向いた後によーいドンをするよりも、それまでに伸びる位置取りとポジションに収まっているのが大前提。

皐月賞は純粋な脚力比べに近い部分も見せているけど、それはモレイラ騎手あってのもの。東京の長い直線を捲り気味に動いた後にどこまで余力を残してくるかはMデムーロ騎手の腕の見せどころにはなりそう。

弥生賞なんかは動いていったけど、引っ掛かって動いた訳ではないので、距離延長に関しては問題無いとは思うかな。

皐月賞僅差の2着でも何故かあまり人気しない理由も分かるけど、まあ下手に捻って皐月賞この馬よりも後ろの組を評価するくらいなら、オッズ残ってるここを素直に見てあげるのもアリ。条件自体は好転にはならない1頭だけど、皐月賞において高速決着に対応したのはかなりの収穫。

 

7ミスタージーティー

 

若葉Sではこれまでに比べてもロスの少ない立ち回りをする事が出来たことで勝ち切れたレース。

ホープフルSでは騎乗ミスあっての5着ではあったし、能力自体は足りる水準まで見積もっても良いとは思う。

2走前の共同通信杯はペースが緩過ぎた事や位置取りも合わずだったし、そこから1発回答してきた内容自体は評価。ポイントはローテが1つ余計になった事で上積みをどこまで残せているのかと多頭数を捌いて来れるかどうか。

皐月賞はこの様な評価で10着と敗れる形。ただこの辺の馬に関してはほぼ同位置にいたジャスティンミラノが見せた内容を考えると上回る可能性が非常に薄くなるので、格付け済みとして買いたい要素は一気に薄れるかな。

皐月賞の巻き返しに関しては高速決着を追走間に合わなかった馬などを中心にの考え。

 

8アーバンシック

 

あくまでも血統素人なりにですが、スワーヴリチャード産駒はコース適性などの柔軟性を兼ね備えた種牡馬だと見ているけど、この馬に関しては小回りコースは向いてる感じはない。

ただポイントとしてはそんな向いてない京成杯を上がり3Fの競馬だけで0.1差の2着は相当強かったと思う。

ダービー向きの馬だと思うので今回は過剰な評価こそしないけど、能力だけで着内持ち込む可能性は見ておくべき。相手にはフォローしておきたい立ち位置。この馬を買うのであれば、ダノンデサイルも評価する必要はあるので、この2頭はセットの感覚。

皐月賞は評価しきれずだった馬にはなるけど、めちゃくちゃベタにダービーでパフォーマンスを上げてくる可能性は十分。ただあくまでも横山騎手が馬の能力を100%出し切るって可能性自体はそこまで高くないのが懸念点。

皐月賞は初角入りまでがスムーズでは無かったとは見ているけど、それでもあまり迷う素振りを見せずにインへと押し込んでる辺りから馬場読み等を考えない騎乗しているとは思うので、少しのミスが着順に直結する最高峰のレースをする上では懸念材料は抱えている。

まあ上げ幅はレガレイラやコスモキュランダ以上の存在だとは思うのでその点評価はしておきたいけど、乗り手の立ち回り次第では案外な結果に終わるパターンも若干は残るかな。

 

9ダノンエアズロック

 

2走前の弥生賞は大幅に増やしてきた馬体重などを考えても緩さの残る仕上がりだったこと、それに加えてコスモキュランダがレースを動かしたことで自らの考えていたレースプランからは逸れた可能性はある。

後は馬場も合わなかったようには見えるので、敗因を考えるならこの辺かと。

前走のプリンシパルSでは立て直した効果や乗れる騎手に戻したことでパフォーマンスを一変しており、持っている能力の高さは相当なもの。

この様に能力自体は非常に評価している1頭にはなるし、モレイラ騎手は来年の短期免許の条件をクリアする為にもGIで後1勝必要なので本気で乗ってくるとは思う。それでも今回底を見せていないって部分を強調材料に持ってきたとしてもやや人気の方が先行している1頭には見えるので、それならば他に優先するべき選択肢がって思考。

危険な人気馬ではないけど、ここを本線に入れてしまうと組み合わせとしてもかなり絞る必要があるのと、レガレイラ辺りを3列目までの評価としている以上は相手に組み込めないか。

今年のダービーで最も評価の悩んだ1頭にはなるけど、最終的な判断は無印に留める。

 

10サンライズジパング

 

若駒Sでは勝ったものの終始馬場への対応に苦労している印象で、乗り手の武騎手が少しでも綺麗な馬場の部分を通す為に過剰に外回す競馬。

なので明らかな距離ロスを踏んだ上での0.3差の1着は見た目以上には優秀。

これが少頭数で思ったよりも苦戦したと考えられるようならば寧ろお得。個人的にはホープフルSで斜行の不利受けつつ3着の実績はフロックでは無いと言える評価。そもそもホープフルSが相当なHレベル戦だと思うので、売れにくい馬ならば期待値あるか。

道悪競馬自体は相対的にも苦手な部類なので、良馬場での開催は欲しい1頭。ダート走れるからといって道悪が良い訳ではない。

皐月賞の評価はそこまで悪くなかったけど、レースの質自体がこの馬の好走パターンとは掛け離れていたので敗戦もやむ無し。ただ直線向いた後に一定の上がりを使う必要のある東京替わりの向いてる馬では無いとは思うし、その辺から皐月賞以上の評価は入れにくい。

 

11シュガークン

 

青葉賞組はダービー勝てないって言われ続けているけど、今年の勝ち馬は本当にチャンスのある1頭だと考えている。

この馬は今年の2月にデビューしたので、良血馬としては比較的酷なローテを刻んできた印象。大事に使われていないとかでは無くて、本来ならば間に合わなかったであろう馬が、ダービー出走まで漕ぎ着けたのだからタフな上に相当なポテンシャルは秘めていると見るべき。

デビュー戦を取りこぼした時点でダービーへの出走自体はノーチャンスに見えたけど、そこから未勝利戦を勝った後に間隔も詰めながら尚パフォーマンスを上げており、戦績以上の能力保有馬という位置付け。

控える競馬もこなしているのはプラス要素で、綱渡りをしながらもダービーに向けての布石を置いているなど、こういう馬が好走して来れることに対しての違和感は個人としてはあまり無いかなと。

ペースやメンバーレベル等は違えど、本来なら青葉賞組はダービーと同じ条件を使えているの優位性があるのだけど、やはりローテの部分で厳しくなるのがデメリット。ただ既にこの厳しいローテの中でもパフォーマンスを上げ続けているこの馬に関しては例年のデメリット部分を既に跳ね除けるだけのタフさも兼ね備えている可能性があり、中穴くらいの想定ならばしっかりとした妙味は残るか。

 

12シックスペンス

 

スプリングSは勝ち馬であるこの馬とチャンネルトンネルだけを評価しているので、そういった意味ではそのレースを楽勝しているこの馬は決して悪い馬ではない。

ただオークスのコラムでも書いたように川田騎手の騎乗の質がこの時期の2400m戦においてはドンピシャにならない可能性は見ておくべきではある。勿論牝馬に比べるとその懸念点も薄れる部分もあるけど、これまで2000m戦すら経験していないデメリットは相応にあると思うので、この馬が来るとしたら余程能力が抜けているパターンにはなりそう。直線向いた時にジャスティンミラノよりも早い段階で抜け出す形を作っていると考えている馬なので、それで一気に振り切るだけの余力があれば。

今回着地の部分でも人気サイドに組み込まれる馬にはなるけど、格付け済んでいないって部分がこの馬の強調材料だと思うので、そことの差し引きを考えた時にはやや過剰人気にも見える。

 

13シンエンペラー

 

ホープフルSは外差し傾向をインからスっと抜け出す競馬で直線半ば以上を伸びない内を通しながらもレガレイラと僅差の競馬している。既に書いているけど、ここの比較でもこの馬の方が強い競馬していたと仮定。

京都2歳Sに関しては既に超Hレベル戦と言える所まで来ているくらいにレースレベル高く、ダノンデザイル、ディスペランツァ、キープカルム、コスモキュランダetcと数え切れないくらいには次走以降の巻き返し馬を輩出。このレースを勝ち切っている時点でGI勝ち以上の評価があると考えられる。

前走の弥生賞もコスモキュランダのレースだったと位置付けているけど、唯一その勝ち馬に終い迫った競馬をしており、ホープフルSの内容からもある意味キャラ通りの2着ではあった。

単勝オッズに関してはおそらく可もなく不可もなく程度の着地にはなるので無理して買う必要は無いかなと思ってたけど、いざ発売されてみるとかなり残ってる。

能力の下ブレをほぼ引かされていないのは現状の世代重賞の中でも相当な強みだと言えるので、馬券内にいる可能性で見積もるなら抜けた1番手の思考。

皐月賞では本命回した馬で結果は5着。昨年のホープフルSや前哨戦となった弥生賞の時計を考えても、明らかにこれまでのレース経験値の許容範囲内を超える時計ではあったので、その辺に関してはやや合わなかった印象。

レースの質が合わなかったと割り切れる所もあったけど、その中でこの馬よりもポジション取った上に勝ち切ったジャスティンミラノとの格付けは済んでしまった印象が拭えず。競馬において0.4差は簡単に覆るタイム差とは言えるが、内容を考えるとこのタイミングで皐月賞勝ち馬以上の評価は入れること出来ず。

 

14ゴンバデカーブース

 

暮れのホープフルSを取り消したことで変則的なローテで挑むことになった1頭。

前走のNHKマイルCでは100%の仕上がりには至って無い中での4着と個人的には優秀な結果を残した馬だとは考えいる。ただそのNHKマイルCよりも横の比較は上がる1戦にはなるので、叩いた上積みの所で帳消し、そこから松山騎手への乗り手弱化の部分で差し引きマイナスにはなりそう。

マイル質のレースをした後に800mの距離延長はどうしてと乗り難しくはなると思うし、想像以上にパフォーマンスを伸ばしてくる可能性は見込みにくい。やはり他の選択肢がある中でこの馬を優先的に見るって所までは考えにくいか。

 

15ジャスティンミラノ

 

新馬戦はしっかりと追われていたけど、相応の反応見せており、2着のヘデントールが次走以降で未勝利戦と1勝クラスを楽勝しているのだから、ここを物差しにするだけでも2戦目の重賞で朝日杯の勝ち馬を振り切ったパフォーマンスも驚きは少ない。

その共同通信杯は早い段階で動き出し作った事が噛み合った1戦だったけど、緩い流れだったとはいえ終い加速ラップと優秀なパフォーマンスを示しており、掻き込む双方からの急坂等に関しても苦にしないイメージ。

今回は多頭数と更なる相手強化を踏むターンにはなるのだけど、キャリア2戦で見せた素質の高さからも対応してしまいそうではあるし、人気するのも分かるなといった馬。ポジション取りつつも終い纏める脚の使い方も結構好みではあるので、上位の評価には値すると判断。

皐月賞はこの様な感じで結果的に3番手評価。

その皐月賞のレース質は外枠有利と控えた外差し組が有利な傾向だった。その中で前を追い掛けつつも外から飛んできたコスモキュランダを退けた内容は相当強かったと判断するべき。

直線向いた時も進路取りの所で若干のロスがあったと言えるし、それでいて瞬時の加速においても置かれず対応しているのだから、見た目以上に高いパフォーマンス。

今回の条件替わりの中で東京替わりに関してはまったく問題にしないと見ており、唯一の懸念点は距離延長を早めに仕掛けた場合に飛んできた差し、追い込み馬に屈する所。こればかりは乗り手の戸崎騎手らしい負けパターンとして頭の片隅に置いておくべきには思える。

ダービーにおいて単勝で押さない馬を本命にするのも違和感あるかもしれないけど、圏内を取りこぼすって考え方を前提に置くにはあまりにも強い勝ち方をしているのが皐月賞ではあるし、この馬が1席にすら入れないようなレース質になるのであれば別途で4角2桁ポジにいる馬を纏めて買う程度しかなさそう。

そのくらい馬券圏内では逆らいたくない1頭ではあるので、頭を取りこぼした時の配当が上ブレくらいに見積もってここからの組み合わせで勝負するのが正解かなと判断。ダービーでゴリゴリの1番人気を本命にするの初めてだけど、どのみち2列目まで正解する必要があるレースなので、ここプラス相手本線のシュガークンやビザンチンドリームなどのオッズ抱えている所が走ってくれて漸く当たり。

なのでここ単体だけ走っても外れと割り切っての本命推奨となります。

 

16メイショウタバル 取り消し

 

若駒Sは馬場入れた後に跛行で競走除外となったけど、つばき賞と毎日杯を連勝して本番に滑り込んだ1頭。

特に毎日杯では2着のノーブルロジャーを1秒離す快勝っぷりで、この時期の3歳戦としては着差、パフォーマンス共に非常に強い内容だった。勿論他馬が馬場質の分でパフォーマンスを相対的に下げたレースで推進力を失わずだった点など恩恵があったとも言えるので、ゴールドシップ産駒らしさも垣間見える。

未勝利戦勝った後は除外を挟んで3連勝と勢いはあるので、他馬が少しでも損をするような馬場ならチャンスはあるか。ただ阪神芝の中距離戦は中山よりも前残りやすいので、皐月賞レベルまで引き上がった場合で差し脚使える馬が複数いるのは割引き材料。

印に余力がある場合は回しても良いけど、自分は無かったので泣く泣く無印。

皐月賞はこの様な評価。

結果は見ての通りではあるが、実際はどれだけ強かろうと、妙味があろうとも皐月賞であの競馬見せられた後に自分は買えない。もうこればかりは控えて折り合って、綺麗に差し込むような競馬してきたらお手上げ。

 

17ショウナンラプンタ

 

青葉賞は僅差の2着で控える競馬も様になっていた。中穴サイドの中でも穴馬に近いオッズではあるので相手の選択肢としては考えていたけど、印的な余力も無かったのと、ジャスティンミラノよりも外の枠に入った馬はカット。

メイショウタバルは控えると言いつつもどういう競馬するのか読みにくいけど、ジャスティンミラノをねじ伏せる程の能力までは見積りにくい。

 

18エコロヴァルツ

 

マイル質の競馬にはならないであろうメンバー構成に見えるので、控える競馬をした前走の皐月賞は最低限評価しているけど、距離の限度もあるか。

岩田騎手と大外枠で控えて強引なイン付きなどシフトする競馬の選択肢はありそうだけど、それをした場合は外スムーズの脚力ある組は一定数いるだろうし伸び負けそう。

以上が今年の日本ダービーに出走する18頭の評価となります。皐月賞勝ち馬のジャスティンミラノを主軸に入ることにしたけど、組み合わせの中で上ブレも待ちつつ狙えたらなと。戸崎騎手はダノンキングリーの次くらいにはチャンスな年ではあるのでどうなるか。

馬券的には2着とかの方が美味しいかもとは考えてるけど。1.2着に振るのか、2.3着で完全に配当狙いとして振るのか悩み所ではあるけど、どのみち幾ら捻った所で人気馬軸ではあるので今回は前者かな。

公開日時:2024/05/24 22:17

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