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◎5 コガネノソラ〇12 チェルヴィニア▲7 ステレンボッシュ△13 スウィープフィート
【先行負荷大・差し負荷大】（消耗戦ゾーン）
引き続き時計が出るスピード馬場の東京芝。各陣営折り合いを気にして抑えたくても、必然的にスピードが出ることでどうしてもペースは流れるだろう。総合力が問われるカタチでの直線スピード勝負が想定されるので、基本的に桜花賞上位組は順当に力を出せるだろうが、番狂わせがあるなら、立ち回りと決め手の高さで押し切る動きが見込める馬になる見立て。
【評価馬】
立ち回りと決め手の高さで押し切る動きが見込める馬→コガネノソラ
オークスでこそ真の力を発揮する馬。→ステレンボッシュ、チェルヴィニア、スウィープフィート
【軽視馬】
人気想定馬では該当ナシ
◎5 コガネノソラ
先述した番狂わせに最も期待できる馬。前走スイートピーS（1着）については、全体時計が速いから強いのではなく（前半のペース的に時計が出るのは至極当然）、今回想定している必然的に前半からスピードが出る状況において、完璧な立ち回りを遂行したニシノティアモを差し切っている点にある。自身も流れに乗せながら構えて差し込んで来ている辺り、近3年で穴を演出した相対的に速い上がりを使って着を拾うタイプではなく、体力の高さに物を言わせて、立ち回りや決め手で勝負するタイプと判断可能。まさしく、21年覇者ユーバーレーベン（父×母父が同配合）と20年2着ウインマリリン（母母の娘に当たる）のハイブリット血統により、互いのストロングポイントを引き継いでいると言える。穴馬として狙えないくらい過剰人気と騒がれているが、個人的には穴馬と呼ぶのが失礼に当たるレベルで評価している。桜花賞上位組相手でも十分張り合える存在とみて、アッと言わせる走りに期待したい。
〇12 チェルヴィニア
2走前アルテミスS（1着）での末脚の質を評価し、オークスで勝ち負けになる馬として、前走桜花賞（13着）でも本命視。結果的には、大外枠で脚を削られ続ける立ち回りとなってしまい、直線で持ち味の末脚を発揮できなかった。中距離的なレース推移で脚を溜める動きが叶うタイミングこそ真の力を発揮するので、鞍上＆条件替わりは素直に評価。2番人気は想定範囲内で、過剰人気だとは感じない。
▲7 ステレンボッシュ
今年の桜花賞に関しては、高速決着でも中緩みが入る末脚勝負にカテゴライズされるため、オークスに直結するレースとして評価可能。モレイラ補正もあったとはいえ、その条件下で完勝している馬になるため、ケチを付ける要素は見当たらない。順当に好走してくるとみている中で、打点を出した時の印上位2頭を高く評価しているので、屈する世界線もあり得るとみて3番手評価となった。
△13 スウィープフィート
前走桜花賞（4着）については、戦前だと地力が足りないイメージを持っていた中で、ライトバックに蓋をされる動きになりながらも差し込んできた。今回、対ライトバックなら容易に逆転可能で、そのイメージだと3着争い候補になる。可能性は低いだろうが、ステレンボッシュとチェルヴィニアがコケた時は連まで浮上するので、その世界線をケアした。
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