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【展開】

スローペース

逃げ：12

先行：1,2,3,8,13,14,15

差し：4,7,9,11

追込：5,6,10

 

【メンバーレベル】

★★★

※過去10年のメンバーレベルから5段階で評価

 

【見解】

１．過去のラップ傾向

昨年こそペースは緩んだが、前半から淡々としたペースで流れており、息が入りづらい。

そこから、長い直線を迎えるため、逃げ馬にとっては厳しい競馬になるだろう。

また、最後のラップが掛かっていることからも、マイルぐらいまでこなせるスタミナが要求される。

 

２．推奨馬

◎ウインマーベル

今年は、昨年の京王杯SCの1-3着馬が出そろうといった形になるが、この馬は昨年2着に善戦している。

このレースは、前半4ハロン46.6のスローペースだったことを考慮すると、一見後方一気で勝ったレッドモンレーヴが最も強い競馬をしたように映るが、好位からレースしたこの馬は直線で前の馬が外に寄れてきて、なお怖がりな面から前の馬のジョッキーの鞭を気にして追いづらそうにしていた。

ただ、スペースに余裕ができたのは、既にレッドモンレーヴに差された後だったし、そこからレッドモンレーヴに食い下がっていたことからも、スムーズなら勝ち負けだったのではないかと考える。

2,3走前は阪神の重賞を勝っているものの、エンジンの掛かりが遅く、能力の差で勝ち切ってはいるが、やはり直線の長い東京の方がベストな印象を受ける。

前走（12着）は馬場適性の差が出たレースで度外視できるので、良馬場で得意の東京コースなら巻き返してくる可能性は高い。

 

３．推奨穴馬

○スズハローム

1400M戦では非常に安定したレース内容で、前走、4走前のタイム面も評価できるもの。

着差こそ僅差ではあるが、いずれのレースも前が止まらないラップでの決着だったことと、エンジンの掛かりが遅かった分だろう。

そういう意味では、直線勝負に持ち込める東京コースはプラスに働くのではないかと考える。

 

４．能力･適性値、期待値

過去10年の当該レースの勝ち馬の平均値を「100」として算出。

（能力･適性値と期待値）

人気	馬名	能力・適性値	期待値順位
1	トウシンマカオ	96	6
2	レッドモンレーヴ	100	3
3	ウインマーベル	100	2
4	リュミエールノワル	83	11
5	ソーヴァリアント	94	5
6	ダノンスコーピオン	91	7
7	ダディーズビビッド	94	4
8	スズハローム	98	1
9	メイショウチタン	77	14
10	グランデマーレ	80	10
11	プルパレイ	80	9
12	バルサムノート	82	8
13	アネゴハダ	76	12
14	クリノガウディー	65	15
15	ロードマックス	71	13

（算出項目）

〇過去のレース内容（馬場状態を鑑みたタイム分析、展開面・通った位置を鑑みたパフォーマンス、不利・掛かりの有無）

〇調教（当該週の馬場を鑑みた時計、過去との内容比較）

〇騎手（馬・コースとの相性、展開面における騎乗傾向）

〇調教師（コース・距離、レース、騎手など複合的な相性）

〇コース・距離適性

〇展開適性

〇馬場適性

〇馬体適性

〇調整過程（ローテーション、得意時期）

〇状態面（前走状態からの変化）

など