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　アウスヴァール、ショウナンマグマ、セオは逃げがベター。11頭＆外回りの設定も合わせると差し勢は能力を引き出しやすい。
　◎セントカメリアをプッシュしたい。昨秋以降の上昇度が大きく、目に見えて変化があったのが3走前の修学院S。力み加減の追走を残り1000mで解き放って早めのスパート。勝負どころで4、5頭分外を回る距離ロス、後続の目標にされる形を考えると負けて強し、もったいない5着だった。道中の雰囲気も含めて、馬にいい意味でスイッチが入ったと感じさせるレースぶり。勝ち馬ミッキーゴージャスは愛知杯をV、2、4着馬がオープン入りとレベルも高かったことも付け加えたい。
　この一戦を踏まえ、しっかりためをつくった次戦を鋭い脚勢で快勝。前走の愛知杯9着は間を狙った勝負どころで何度か狭くなり、接触するシーンがあった。また、先行策から差しに回った今のスタイルに、小回りの持続力勝負も合わなかったのではないか。実績のない外回りだが、むしろいいはず。この舞台で一変といく。
　○ダノンティンパニーの近2戦は馬場状態や枠順がマイナスに作用しての敗退。血統を含めて高速ターフ向きなことは間違いなく、内枠から急がせない立ち回りをしてくるだけに1800mも十分に守備範囲だ。大本線。