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近年のスプリンターズSは枠順=内枠へのバイアスがポイントになっている。21年は4番枠のピクシーナイト(3番人気)が快勝。3着に10番人気の伏兵シヴァージ(1番)が突っ込んだ。昨年は2番枠の8番人気ジャンダルムが好位インから完璧に運んでV。今年も内枠有利がベースにある一方…、周知の事実でもある。 個人的には枠順以上に注目していたのが逃げ馬の並び。ジャスパークローネとテイエムスパーダの内、外だ。スタート1歩目から抜群に速いジャスパーに対し、テイエムは初速が遅めで押してハナを取り切るタイプ。テイエムが外なら、ダッシュが劣勢でも押しまくってハナを狙いに行くだろうが、引き当てたのは2番枠。即座にジャスパーに前に入られると、物理的に競りかけることは不可能になる。確かに、展開は水物。ただ、展開を決め打ちすることもまた重要。世間で言われるほどの激流にはならないと読む。穴馬としてかなり気があったエイシンスポッター(末脚の爆発力があり、馬群もさばける)は5番手に格下げした。 前置きが長くなったが、好位で運ぶ組にアドバンテージがある見立て。◎マッドクールを本命に推す。完全無欠の欧州短距離血統。初Vからの4連勝する過程では、このまま一気に頂点までと感じる期間もあったが、トップレベルまで突き抜け切れていない面があるのは確かだろう。 ただ、思いのほか辛勝だった2走前は道悪競馬。好時計で連勝街道を突き進んでいたように得意な芝質ではなく、重馬場での落鉄も戦力ダウンにつながった。また、前走のCBC賞は58・5キロのトップハンデで夏場と、気持ちが折れる要素が潜んでいた。 成長の段階としても、まだまだ余白を残していることを忘れてはならない。3歳1月デビューの大型馬。天性のスプリント能力で坂路でバリバリ動く一方、まだ緩さもあって、パーツパーツのジョイントがカチッとはまっている感じではなく、筋肉のメリハリなども完成期のスプリンターという域ではないように思える。今回で格段に良くなったとは言い切れない一方、期待以上の伸び幅があってもおかしくない雰囲気は感じる。栗東坂路での最終追いも乗り手が制御しきれないほどの推進力。ここまで前向きさを見せたこともなかったように思える。 鞍上は必要なポジションを取り切る坂井J。前に馬を置ける2列目。このあたりに収まれば決して小さくないVチャンスがある。 相手は素直に人気勢。特にひねった見解ではないが、○アグリは血統&馬体ともにゴリゴリのスプリンター。前走の鬼脚でそれを証明した。▲ナムラクレアは完成期に入り、内枠もうまく力にできるタイプ。△ママコチャは小回り平たんの前走より坂のある中山の方が間違いなくいい。川田Jの手綱も当然後押しする。ピクシーナイト、ウインマーベルあたりもいい枠を引いたが、馬券は上位勢に絞ってスリムにまとめたい。
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