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新潟7R◎コスモシャングリラ

直線長いコースに出てこいと願い続けて新潟外回りに出走してくれたこの馬が土曜日最も買いたい一頭。これまでの出走レースでとにかく恵まれないレースが続いておりますが、未勝利戦を突破するべき脚力を持つ一頭です。

この馬の魅力はなんといってもその末脚。5戦前、4戦前、3戦前全てにおいて上り2位馬よりも0秒4以上速い末脚であり、5戦前に関しては雨降る馬場でも上り33秒9で2位馬よりも0秒8以上速い末脚を記録しておりますし、6月の未勝利戦の末脚の上り32秒9は、過去5年の2~3歳限定の東京1600m戦では最速の末脚であり、勝ち時計1分34秒0で上り32秒9というのはクロノジェネシスが勝利したクイーンカップと同レベルの末脚と見ていいでしょう。（ちなみにその次はラヴェル・リバティアイランドのアルテミスステークス、ナミュールの赤松賞、リアアメリアのアルテミスステークスの順です）

しかしながらここまでの脚があるのに勝てないのはここ5戦全て恵まれないレースが続いているため。

5戦前は掲示板に載った馬が当馬以外全て逃げ・先行馬という圧倒的な前残りの馬場＋同日の1勝クラスよりも速い時計で後方から一頭だけ差して4着。4戦前は同様に内の馬が圧倒的に有利な中で一頭だけ大外ぶん回しの大味なレースで突っ込んできてゴール後は突き抜けていたように脚余しのレース、3戦前も同様に上位の馬が内前で競馬している中で一頭だけ大外ぶん回しで馬場・展開と真逆の競馬で上りは32秒9と鋭い末脚。2戦前は中京の芝レースなのに砂埃が舞うようなタフ馬場が合わない＋超早仕掛け＋直線不利のある厳しいレースでノーカウント、前走は合わない内回りレース＋先行馬が上位を独占＋4コーナーでブレーキするような不利ありながらも直線進路見つけてからは鬼脚を繰り出し、ゴール後は一頭完全に突き抜けるようなレース振り。間隔を詰めたローテーションではありますが、ラストチャンスで最適な舞台でレースができるのであれば、馬柱も汚れ続けており人気になることも考えづらいので勝負レースとします。