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2013年以降のオーシャンＳの平均ラップは下記の通り。

■オーシャンＳの平均ラップ
11.8-10.6-10.9-11.4-11.3-12.0

道中３ハロン換算タイム：33.3秒
上がり３ハロン：34.8秒

中山競馬場の芝1200ｍは前半が下り坂というコースの特性上、ほぼ間違いなく前半３ハロンが速くなります。
実際に過去10年の平均値を見ても33.3秒と速く、まずはハイペースを追走した経験があるかどうかが重要になります。
こうしたハイペースになりやすいコースは中山競馬場の他に、前半下り坂の小倉競馬場が同様のコース形態。
いずれもギアファイブ理論では２速になりやすく、この２場で好走歴があれば加点する方向で予想を組み立てていきます。

本命はヴェントヴォーチェ。
昨年のスプリンターズＳでも本命としたのですが、昨年の春雷Ｓが秀逸で、勝ちタイム１分６秒８と好時計を記録しています。
これはロードカナロアが持つコースレコードに0秒1差に迫る出色な時計で、かつ着差のつき辛い短距離戦で３馬身差。
スピード能力はＧⅠ級と言って差し支えありません。
また、同馬に関してはスプリンターズＳ時点で上がり１ハロン11秒台となったレースは(4.0.0.2)に対し、上がり１ハロン12秒以上になったレースでは(2.1.1.2)。
12秒以上で連対の３戦は全て２勝クラス以下という戦歴でした。
そしてスプリンターズＳは上がり１ハロンが12.3秒で自身の力が出せるゾーンではなく、また外を回って直線で不利を受ける厳しい競馬。
今回は開幕３日目でまだ馬場も良く、また逃げ馬が少ないメンバー構成のため前半緩く上がりが速くなる可能性も予想できます。
となると同馬が勝ち切れる可能性は高く、ここは勝ち負けが期待できます。


★出走馬の各指数
馬番 馬名 スピード スタミナ パワー 根性
01 ディヴィナシオン 61 96 75 60 81
02 ナランフレグ 67 79 83 73 98
03 グラスミヤラビ 80 65 71 73 86
04 ロードマックス 77 65 74 70 78
05 ジャズエチュード 85 63 69 72 90
06 ジュビリーヘッド 56 76 72 67 83
07 オパールシャルム 63 79 59 69 100
08 カイザーメランジェ 22 26 -30 64 74
09 ヴェントヴォーチェ 82 71 73 77 85
10 レイハリア 25 36 2 69 100
11 キミワクイーン 79 52 66 73 76
12 タイムトゥヘヴン 54 74 80 69 72
13 エイシンスポッター 71 71 79 67 84
14 スンリ 58 56 52 73 81
15 ジャスパージャック 60 71 63 73 95
16 マリアズハート 74 77 80 72 100
＊各指数は最大100