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主力は札幌2歳ステークス、アルテミスステークスの上位馬。シンプルにこの２つのレースが重要だと思う。

リバティアイランドは衝撃のデビュー戦Vあと、中内田充師は「大事に進めたい」と新潟2歳ステークスは見送り、前走がアルテミスステークス。ここは勝ちよりも、レースの中身をどうするかに主眼を置いた走り。まさに負けて強しの内容。大きく崩れるシーンはないと思う。

ドゥーラは前々走の未勝利勝ちが高レベルレースで、前走でそのポテンシャルの高さを発揮した。斉藤新騎手の自信に満ちたコメントは、状態の良さを伝えるもの。

2戦2勝モリアーナは、最初からぶっつけのローテーションを組んでいた。１１月２４日には美浦南Ｗコースで一番時計をマーク。当該週は坂路コースで整えた。輸送を考慮した馬体でボリューム感は満点。出来ている。

抽選突破はシンリョクカ。正直、1戦1勝では厳しいと思うが、デビュー戦がかなりのインパクト。440キロの馬体で牝馬らしい切れ味を発揮。父が新種牡馬サトノダイヤモンドに母父がキングカメハメハ。追ってからがいい。上がり３ハロン33秒4はメンバー最速で、それでいてゴール前は余裕があった。冒険になるが、魅力はたっぷり。