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◎ジオグリフ
今年の皐月賞は展開も予想できないほどのメンバーではあるが、いずれにせよペースは流れそう。そうなれば皐月賞らしく厳しい追走ペースで終いをどこまで維持しながら最後まで走り切れるかというレースになりそう。ダービーはダノンベルーガとイクイノックスしか現状見えていないしその2頭がこの世代の主役だろうが、それ以外はどっこいというのがこの世代の特徴。その2頭もダノンベルーガはダービー向きだろうし、イクイノックスもここは未知数。他の人気馬もどれも不安点を抱えているし、長所を活かせない馬も多い。

というところでアンパイに見える割に人気のないジオグリフを本命に。
まず馬場が相当に難しい状況。この状況下において福永騎手が乗ることの意味は大きい。
コントレイルの皐月賞時も似たようなコンディションだったが最内から外へ出して勝利したように、馬場への理解はジョッキーの中でもNo.1。その上で馬自体も普通に強いはずで、自身はテンで出れず後方からの競馬だが、12.6 - 10.6 - 11.1 - 11.9 - 12.1 という道中の流れ自体は朝日杯FSで経験しているように前半流れる競馬は経験していて、その上で終いの脚も削がれないことを証明済。スタート上手な福永騎手で好位置につけられれば面白そう。

穴目だとまずはサトノヘリオス。
追走が鍵になれば…という観点からドウデュースが押されての人気になっているが、分かりやすく追走力がある馬がこの馬しかいないことで「皐月賞はマイラー実績」の期待を一心に背負ってしまい期待値を失っているように見える。ならば馬場を考えると59.7-60.0で負荷高かったエリカ賞の勝ち馬サトノヘリオスを推奨したい。前に行きたい馬、捲りたい馬さまざまだが馬群を差しに行けるのは人気を背負っていないからこそ我慢できるもので、枠を見てもそれができるのはこの馬ではないだろうか。

ジャスティンロック・ジャスティンパレスも面白そう。
前者は完璧にコントロールされて前残りになった弥生賞でいかにも本番向きの負け方をした馬で、終いの自属性は高いので消耗戦になれば。後者はホープフルSではいきなりの多頭数や関東遠征などを考えれば上出来の内容。前者も後者もその一歩前にドウデュースとキラーアビリティがいたのだからチャンスはある。

<馬券>
単勝14(1×3000)
3連複F
14-6.9.10.12.16.18-1.2.4.6.7.9.10.12.15.16.18(45×100)
14-6.9.10.12.18-1.4.6.9.10.12.16.18(25×100)