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◎ランブリングアレー
エリザベス女王杯は関西馬＞関東馬という差が歴然で、これは輸送による影響と牝馬のバイオリズム的に夏→秋冬というタイミングでダメージが出やすいということが起因している。牝馬限定なので牝馬から選ぶほかないが、それならば反対に前走輸送あり→今回輸送無しという条件に該当する馬がオッズ的に妙味が生まれるのではという考え方が可能。前走東京コースを使っていた関西馬の複勝をベタで買うと2011年以降7/10で勝てるほどのファクターになっている。今回該当するのはデゼルとアカイイトだが、デゼルは小回り不得手、アカイイトはピンク帽子になってしまったので、今年はピュアなデータ通りには行かなそう。

前走東京に絞っていたが、前走中山はサンプルが過去2頭しかない。うち1頭はセンテリュオの5着なのだが、その時の上位は牡馬相手にも通用していたラッキーライラック、有馬記念でクロノジェネシスをあわやというところまで追い込んだサラキア、そしてQE2世CやBCF＆Mターフまで勝ち切った名牝ラヴズオンリーユーと錚々たる中での5着。

メンバーが違えば…という結果だったと判断できるので、前走中山も含めて良いとの判断が合理的。そこまで踏まえると候補にランブリングアレーが該当する。前走は仕掛け遅れてのものでペースが流れれば終いの脚確実。

◯ステラリア
いたるところで3歳がハイレベルと持て囃されているが、4歳世代があまり活躍できていないことと、5歳秋にもなると牝馬の場合は競走能力の喪失が大きくなる時期にあたることも含めて、3歳牝馬はハイレベルをそのまま受け取って良いだろう。クイーンCや忘れなく草賞・秋華賞の内容を見ても普通に3歳でも上位に君臨する馬が人気薄になるのならば買いたい。

<馬券のポイント>
穴っぽい馬が多いので手広く流す形で。