## ドバイワールドカップ
やっぱりダートはアメリカが強い。
過去10年の中で、ダートで行われた2007年〜2009年、2015年〜2016年を例に取ると、アメリカ調教馬が4勝(UAE1勝)。馬券に絡んだ15頭中、実に9頭がアメリカ調教馬。2009年を除いては、上位3頭のうち、2頭がアメリカ馬というデータだ。
今年はそのアメリカ馬の中でも、最も強いと言っても過言ではない馬、アロゲートに抗う余地はないだろう。
デビュー戦を除いて圧勝につぐ圧勝。初G1挑戦のトラヴァーズSを13馬身半の差をつけて優勝。BCクラシック、ペガサスワールドCで二度にわたりカリフォルニアクロームを撃破。今回が初の海外遠征も、アメリカ横断を経験しているだけに、問題ないだろう。日本での単勝オッズが何倍になるのかが注目だ。
問題は相手。対抗にはガンランナーを推す。G1勝ちこそ1勝のみだが、4着以下となったことは、わずかに2回。どのレースでも堅実な走りを見せる安定感を買いたい。
単穴は南アフリカのムブタヒージ。過去10年、ダート戦に限ると、南アフリカ馬の連対率は50%(いずれも2着)。昨年のドバイワールドカップでも2着と健闘しており、再度の好走があっても不思議ではない。
あとは、ペガサスワールドカップ3着のネオリシック、昨年のジョッキークラブGCの勝ち馬ホッパーチュニティ、地元UAEのスペシャルファイターまでを押さえる。
公開日時:2017/03/25 00:12