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7月7日 小倉11R プロキオンS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 過去10年を見ても阪神、中京、小倉と複数の条件で行われているレースだが、中でも小倉開催は特殊な条件のせいか、10年間で2回行われて、3連単配当は22年が71万9650円、21年が194万4140円と激荒れだ。

1.ゆったりしたローテ

 過去10年のプロキオンSで、中9-24週だった馬は勝率9.8%、複勝率29.3%で、単勝回収率は103%ある。夏場で体がほぐれやすいだけに、使い込まれて消耗するよりもフレッシュな状態で臨める方が有利なようだ。

2.4歳馬が中心

 過去10年で、4歳馬は[6-3-0-21]で勝率20.0%、複勝率30.0%と圧倒的。単勝回収率でも147%と100%を超えている。

3.キングカメハメハの血に注目

 14年から先週までの7-9月の小倉ダート1700mのデータを見ると、キングカメハメハの血を持つ種牡馬産駒が特に優秀な成績を収めている。キングカメハメハ自体もそうだが、ルーラーシップ、ロードカナロア、ドゥラメンテといった主力どころは皆、単勝回収率がプラス。ホッコータルマエは単勝回収率こそ低いが、複勝回収率では151%を記録している。

 ヤマニンウルスは間隔があいてのレースを続けているが、ここはゆったりしたローテーションが良いし、何と言っても4歳馬。能力は言うまでもなく高く、小倉1700mも新馬で圧勝。コース適性も問題ない。不動の軸と考えて良いだろう。

 スレイマンは3走前にこの条件でオープン勝ち。前走は惨敗したが、2走前のアンタレスSでは勝ち馬とタイム差なしの2着。キングカメハメハ産駒でこの条件への適性も高く、巻き返しは必至だ。

 その他、キングカメハメハ産駒で力上位のグロリアムンディ、先行して安定しているデシエルト、キングカメハメハ産駒で見劣りしないテンカハル、母父キングカメハメハで前走が優秀だったハピ、大穴の4歳馬サイモンザナドゥなども好走の圏内。

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