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2月25日 阪神11R 阪急杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 高松宮記念の前哨戦。過去10回の阪急杯勝ち馬で高松宮記念に連戦した8頭のうち、3頭は本番でも連対しているように、本番と同距離で行われるシルクロードSに劣らず、重要な前哨戦に位置付けられる。

1.距離延長は苦戦

 過去10回で、前走も1400mだった馬は[4-5-3-34]で複勝率26.1%、前走からの距離短縮だった馬は[4-3-4-43]で複勝率20.4%。それに対し、前走から距離延長で臨んだ馬は[2-2-3-55]で複勝率11.3%。前走の条件は1400m以上が好ましい。

2.条件戦からでも連勝で臨んできた馬には注意

 過去10年間で前走が3勝クラスだった馬が2頭勝利。昨年のアグリは1勝クラスから3連勝でここへ臨み、20年の勝ち馬ベストアクターは2勝クラスから2連勝でここへ臨んで勝った。条件戦からでも連勝で臨んでくる馬には注意したい。

3.前走5番人気以内が買い

 前走の人気順を見てみると、1-5番人気の馬が[7-6-7-47]で複勝率29.9%、単勝・複勝共に回収率も100%を超えている。対して前走が6番人気以下の馬は[2-4-3-85]で複勝率9.6%と振るわない。なお、前走1番人気は[2-2-1-8]で勝率15.4%、複勝率も38.5%と高くなっている。

 ウインマーベルは前走が同条件の阪神Cで4番人気1着。GIでも好走歴があり、今年のメンバーでは明らかに力上位だ。ここも連続で結果を出す可能性が高いだろう。

 アサカラキングは1勝クラスから3勝クラスまで連勝。昨年の勝ち馬アグリと同じパターンだ。距離適性が高く、前走も同じ1400mを1番人気で勝利。ここでの好走条件も満たしていて、実績馬ウインマーベル相手にどれだけやれるか楽しみ。

 穴ならカルロヴェローチェだろう。前走は洛陽Sで4番人気16着。9カ月半の休み明けで、マイル戦では仕方がない。ファルコンSで2着しているように、1400mは合っていて、叩き2走目・距離短縮のここが狙い目だ。

 その他、前走が不完全燃焼のダノンティンパニー、休み明けも3連勝でここへ臨むサトノレーヴ、休み明けも重賞で連続好走したスマートクラージュなども好走の圏内。

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