丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月17日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    4

    相手

    2

    5

    6

    11

    13

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    11

    相手

    2

    5

    6

    13

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    2

    相手

    5

    6

    11

    13

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【完熟】ナミュールの末脚完熟。3歳クラシックは精神と肉体がまだアンバランス、桜花賞は惨敗、オークス3着、秋華賞2着に終わった。その後も小さな踊り場を経験したが、4歳秋を迎え本格化を達成。富士Sを1分31秒4のレースレコードで駆け抜け、続くマイルCSは上がり33秒0で直線一気のごぼう抜き。アウェーの香港マイルは3着、C.デムーロJとのコンビで挑んだドバイターフはハナ差届かず2着惜敗。安田記念はパワーに勝るロマンチックウォリアーに0秒1差遅れはとったものの、稍重馬場で上がり32秒9の末脚を繰り出し2着に急浮上。5か月あけての実戦になるが、坂路調教の本数はいつもの休み明けと同じ6本。追い切りの強度やタイムも従来とほぼドンピシャ。雨にも馬場にも負けない心身を作り上げてきた。

 強敵は欧州No.1マイラー・チャリン。馬場の水分量次第では逆転も望める。本年4歳は[5-2-0-0]。英国の春の主要マイルG1・クイーンアンS制覇を筆頭に、欧州で最も権威があるとされる仏G1・ジャックルマロワ賞を、60kgの斤量で歴代3位の1分33秒9で走り抜け3馬身差をつける完勝を遂げた。ムーランドロンシャン賞は伏兵馬の逃げを許し2着に惜敗したが、Qエリザベス2世Sはドバイターフでナミュールを封じ込めたファクトゥールシュヴァルに2馬身差をつけ完勝。マイルCS参戦表明は早く、約1カ月間のローテーションをタフに戦い抜いた馬だけに長期輸送も楽にクリア。胸前厚く重心は低く514kgの芦毛。京都の芝コース調教にも、力強く滑らかにスピードアップ。コーナーリングやコース取りの感触を鞍上のムーアJもつかんだ。

 まとめて負かせばブレイディヴェーグ。キャリア5戦め、未知の2200mGI・エリザベス女王杯をアッサリ快勝を果たし、アーモンドアイにも比肩する天才肌の牝馬。約11か月の休養明けとなった府中牝馬Sは、レースの上がりを1秒3上回る、上がり32秒8の加速ラップで悠々の楽勝。ちなみに1分44秒7という走破タイムは毎日王冠より速く、秋の天皇賞のドウデュースの上がり32秒5と比較すれば切れ味の凄さもわかる。距離延長よりは短縮の方が競走馬は対応は易く、三走前のローズSではマイル通過・1分31秒2という激流を体験している。

 ソウルラッシュも差はわずか。昨年秋の京成杯AH・1分31秒6をステップに、マイルCS2着、安田記念はコンマ1秒差の3着に迫った。前哨戦の富士Sは若干重め残り、しかししっかり2着に押し上げるところが地力の証。6歳馬ながら叩いた効果は調教の動きにも歴然、週末の雨も追い風となる。

 マイルCSを制した3歳時のしなやかなフットワークにはひと息でも、川田J=セリフォスのコンビは軽くは扱えない。連穴はオオバンブルマイ。6FのスプリンターズSは明らかに距離不足、重馬場のマイルにまだ馬券的に新味あり。GI馬というには少し造りがモノ足りないが、富士Sの勝者ジュンブロッサムも連下圏内。

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