丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

10月20日 京都11R 菊花賞(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    1

    4

    9

    14

    16

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    4

    相手

    1

    9

    14

    16

    17

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    17

    相手

    1

    4

    9

    14

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 20.0倍 = 6000円
【3連単】
100円 × 193.9倍 = 19390円

このレースの収支

払戻:25390円
収支:+15790円

丹下日出夫の見解

【シフトは万全】アーバンシックが三冠最後の菊花賞奪取に挑む。高い能力で新馬戦、百日草特別を連勝し京成杯2着に追い込んできたが性格は子供。十分な調教を課すことが叶わず、皐月賞4着、日本ダービーはスローペースも重なり11着に伸びあぐねた。しかしひと夏を越え課題の一つだった後肢の送り込みが深くなり、セントライト記念は勝負どころの動き出しも機敏。末脚は滑らかさを増し中山の急坂を34秒0の加速ラップで完勝。体力が備わった秋は、青写真通りに調教メニューも消化。三代母はウインドインハーヘア、近親にディープインパクトなど数多くの重賞連対馬が連なる名族。サイアーラインもスワーヴリチャード×ハービンジャー、鞍上には近10年で菊花賞3勝をあげているルメールJ。鉄壁の布陣でGIへアタックをかける。

 強敵はダノンデサイル。横山典Jが手塩にかけ、折り合いやフォームを整えてきたが、心身が安定せず皐月賞はゲート前の輪乗りで錯乱状態になり無念の取り消し。日本ダービーに向け難しい調整を強いられたが、1000m通過・62秒2という超スローを、好位のポケットで馬なりで追走。最後の1000mは11秒7-11秒3-11秒1-11秒2-11秒5という高速ラップを自身33秒5で皐月賞馬を寄せ付けず。ゴール板を通過した後も余力十分に加速、3000m対応もその時点で見えた。日本ダービーからのブッツケで菊花賞連覇は過去1度しかないが、9月14日に初時計をマーク。一週毎に負荷を上げ明らかに春より楽に操縦が可能になった。

 三番手にはアドマイヤテラを指名。体重は減っているが、秋を迎え筋肉が浮き出す緊張感のある馬体へと進化。茶臼山高原特別は稍重条件下、後半1200mはすべて11秒台のラップを計測、最速の加速ラップで突き抜けてきた。こちらも母系はウインドインハーヘア、母はアドマイヤミヤビはオークス3着。距離延長は望むところ。

 メリオーレムの変わり身と距離適性も要注意。プリンシパルS2着で春を切り上げたが、二走前の西部スポニチ賞は迫力満点にラスト4F・11秒台を連発。最後は流しながらゴール板を通過、後続を4馬身差にチギり捨てた。湿った馬場は不得手、神戸新聞杯は5着に伸び負けたが、良馬場なら前進は当然。母系はタフで知られるドイツ系、父は成長力に溢れるシュヴァルグラン(ジャパンC制覇)。距離延長に異存なし。

 前年の優勝馬ドゥレッツァは、新潟2200mの日本海Sをステップに菊制覇を成し遂げたが、本年はヘデントールが参戦。そして阿賀野川特別を2分11秒9で駆けてきたピースワンデュックも連下圏内。距離適性が微妙だがコスモキュランダの実績も見限れない。

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