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10月13日 京都11R 秋華賞(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 3歳牝馬路線の最終決戦。牝馬三冠のうち唯一内回りコースで行われること、ひと夏を越して新勢力が台頭してくることから、春のオークスまでの序列が当てはまりにくい難解な一戦になる。

1.世代GIで唯一内回り

 2歳時の阪神JF含め、桜花賞、オークスと世代牝馬限定GIは直線が長く広いコースで行わていくが、秋華賞に関しては内回り。それまでの王道路線とは異なる適性が求められる。よって、同じ内回り2000mで行われる紫苑S組や前走ローカル組が実績上位馬に詰め寄ったり、逆転することも珍しくない。

2.前走掲示板が最低条件

 過去10回で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは1頭のみ。それに該当する17年のモズカッチャンも3着止まりだった。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍によって人気に推された馬も前走成績が悪いと苦戦する傾向。

3.オークスからの直行でも問題ない

 前走レースを見てみると、オークスからの直行組は[5-1-2-16]で勝率20.8%。人気馬が多いが、それでも単勝回収率が81%あるように、直行でも割り引く必要はないだろう。ただし、オークス組も前述したように好走していなければならない。オークス馬の直行は[3-0-1-1]で勝率60%。前走がオークス2・3着の馬もそれぞれ1勝ずつ挙げていて、これらについても信頼したいところだ。

 オークスからの直行は1・2・9着馬の3頭。中でも妙味はステレンボッシュの方にある。オークスは窮屈なレースになったのに、チェルヴィニアとは勝負付けが済んだかのような扱い。差はないし、ここは勝ち切れてもおかしくはない。妙味十分。

 チェルヴィニアは桜花賞の大敗から巻き返してオークスを完勝。ここはオークスから直行になるが、この厩舎なら仕上げに抜かりがないだろう。当然有力。今年はこの2頭が強い印象もあり、ワイド圏内は堅いのではないかと思う。

 その他、得意の中山で巻き返して紫苑Sを制したクリスマスパレード、直線の長いコース向きの印象もオークスくらいの立ち回りができればチャンス十分なクイーンズウォーク、小回りの札幌でクイーンSを勝ったコガネノソラ、能力高いミアネーロも好走の圏内。

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