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【上積み大】マックアルイーンの速力が一歩リード。父ブルーポイントは、目下世界で大注目を集める快速系種牡馬。欧州ですでに重賞馬を輩出しているが、母系にもブラックタイプ多数。なるほどフレームはガッシリ、ムキムキのタンク型スプリンター。初陣の造りは若干重め残り。しかし天性のスピードに任せ馬なり先頭、前半1000mは59秒6のミドルで牽引。上がり3Fは11秒9-11秒8-11秒9(35秒6)、ノーステッキでパンチアウト。2着以下を3馬身半差に封じ込め楽々逃げ切りVを決めた。時計は1分23秒3と地味だが、新潟の内回りで11秒台2連発は優秀。中間7Fのハード追いを二本消化、無駄肉がとれれば連れて速力も1割増しが期待できる。

　当面の目標はセルヴァンス。二戦目の勝ち上がりとはいえ、1分8秒8という前走時計は、古馬2勝クラス級に近く、2歳シーンにおいては出色。小倉2歳Sは控える競馬が裏目に出たが、ジャスパーディビネの初陣の新潟7Fは1分21秒9だった。まだフラフラとした走りでも、インフローレは京都7Fを1分21秒3。リリーフィールドも函館2歳Sの結果だけでは見限れない。