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10月6日 京都11R 京都大賞典(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 天皇賞(秋)、あるいはジャパンCの前哨戦。以前は本命サイドで決着するレースの代名詞のように扱われた時期もあったが、近年は荒れることも珍しくなく、1番人気は16年のキタサンブラックが勝って以降7連敗中だ。

1.前走4着以下に敗れた馬

 前走着順を見ていくと、過去10回で前走4着以下に敗れている馬は[5-6-7-73]で勝率は5.5%と低いが、単勝回収率は152%と高い。中でも前走4着-9着のゾーンが[4-6-4-39]と好成績で、このあたりに穴候補が潜んでいるだろう。

2.前走GIの馬

 過去10回で、前走がGIだった馬は[5-6-7-25]で複勝率41.9%と好成績。対して、前走GIIの馬は[0-1-1-27]で複勝率6.9%、前走がGIIIの馬は[3-1-1-27]で複勝率15.6%。春のGIから休み明けで出走してくる馬の成績が良い。

3.距離短縮に妙味あり

 2400mという距離だけに距離延長の馬が多く、勝ち数を見ても10年で7勝と最も多いが、今回が距離短縮になる馬や同距離の馬に妙味がある。GI天皇賞(春)からくる馬はもちろんだが、19年のドレッドノータスが前走・丹頂S、他にも目黒記念などから臨戦して上位に入線している馬もいるので、注意が必要だ。

 スマートファントムは条件戦を連勝していきなり臨んだ天皇賞(春)で4着と好走。能力はかなり高い。ここは距離短縮でもあり、好走条件が揃っている。好走を期待したい。

 ブローザホーンは天皇賞(春)で2着、続く宝塚記念は道悪を味方に超が付く大外から差し切り勝ち。GIウィナーとなった。ここは斤量59kgを背負うのがカギになりそうだが、GI馬の貫録を見せ付けるか。

 その他、目黒記念4着から距離短縮で臨むサトノグランツ、昨年の勝ち馬で京都コースとの相性も良いプラダリア、重賞4勝の古豪ディープボンドなども好走の圏内。

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