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6月16日 京都11R マーメイドS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 牝馬限定のハンデ戦だけあって荒れ傾向にあるレース。上がり馬や格上挑戦の馬、凡走を続けていた馬が活躍することも珍しくなく、一筋縄ではいかないレースだ。ただ、傾向としては明確なものが存在する。

1.実績や格は関係ない

 過去10回の勝ち馬10頭中、7頭は前走が3勝クラス(1600万下)だった。また、前走が2勝クラスの馬も2連対しているように、実績や格はあまり関係がなく、ハンデ戦ということもあって、むしろ実績の少ない馬や格上挑戦の馬の方が活躍傾向にある。

2.ベテランは苦戦傾向

 過去10回で連対した20頭中、実に18頭は4・5歳馬だった。軸は若い馬から選ぶのが良さそう。

3.前走が3着、4着の馬がおいしい

 これもハンデ戦であるということに関係してくるが、前走3着、4着の馬がおいしい。しかも先述したように前走が条件戦で、しかも3、4着という馬も多数馬券に絡んで、回収率も良い。狙い目は前走が3勝クラスの3、4着だった馬だろう。

 ベリーヴィーナスは2勝クラス、3勝クラスと連勝。勢いがあって、ハンデも53キロなら手ごろ。同型が除外されそうなこともあって、展開的にも有利になるだろう。ここは絶好の狙い目となりそうだ。

 エーデルブルーメは前走で3勝クラスを勝利。ハンデが54キロなのと、いきなり人気しそうなのは買い材料とは言えないが、川田騎手を背に好走できても良いだろう。

 その他、抽選対象も出走できれば狙い目となるインザオベーション、アグラシアド、斤量56.5キロが課題も能力上位のミッキーゴージャス、前走で重賞初制覇を達成したコスタボニータ、54キロと手ごろなハンデで臨めるラヴェルあたりも好走の圏内。

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