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4月28日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 京都は3コーナーに高低差約4mの坂があり、これをどう乗り越えるかが好走のカギを握る。2度通過することになる3200mならなおさらだ。トリッキーなコースであるから、馬の適性はさることながら、乗り役のリードに依る面も大きいはず。つまり、騎手の京都実績を重視して予想するのも一つの手だろう。

1.前走4角位置に注目

 京都開催だった直近の10回で、前走の4角で1番手だった馬は[1-2-0-10]とあまり活躍しておらず、勝ち切ったのはキタサンブラックのみ。また、4角7番手以下だった馬も[0-3-2-55]で複勝率8.3%しかない。好位から中団までに控える競馬をしてきた馬を狙うのが良さそう。ベストは2番手だ。

2.種牡馬系統別の傾向

 京都開催だった直近の10回で、勝ち切った10頭はすべて父系がいわゆるサンデーサイレンス系の馬で、2着も9頭がサンデーサイレンス系だった。対して、キングカメハメハが代表的ないわゆるミスタープロスペクター系の馬は、26頭出走するも、馬券圏内に入ったのは1頭もいない。この中には20年3番人気の菊花賞馬キセキ(父ルーラーシップ)や20年2番人気のユーキャンスマイルも含まれている。また、昨年は1番人気のドゥラメンテ産駒タイトルホルダーが4角で競走中止だった。

3.騎手の成績

 2002-2023年のうち京都で行われた20回に関して騎手別の成績を見てみると、5回以上騎乗した現役騎手で複勝率上位は、上からC.ルメール騎手、武豊騎手、松岡正海騎手、北村友一騎手、横山典弘騎手。今回騎乗予定なのは武豊騎手、横山典弘騎手の2名だ。

 サリエラは前走のダイヤモンドSで勝ち馬テーオーロイヤルとタイム差なしの2着。ディープインパクト産駒でサンデーサイレンス系、鞍上には武豊騎手、前走の位置取りも好位からと、好走条件が揃っている。ここは71年ぶりの牝馬優勝も十分。

 ディープボンドは3戦連続で大崩れしているが、3年連続2着とレースとの相性は抜群。場所が京都に替わっても問題なかったし、休み明けをひと叩きされた今回は変わり身が見込める。悲願の優勝も十分ある。

 その他、ミスプロ系のドゥラメンテ産駒だが昨年の菊花賞馬で能力上位のドゥレッツァ、阪神大賞典を圧勝してここへ臨むテーオーロイヤル、横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオ、昨年の日本ダービー馬で菊花賞2着のタスティエーラ、長距離得意のサヴォーナあたりも好走圏内。

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