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12月1日 中京11R チャンピオンズC(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 フェブラリーSと並びJRAのダート路線の頂点を決するレース。芝のチャンピオン決定戦は距離によって細分化しているが、ダートではスプリント路線を除く多くの馬がひとつの頂きを目指すため、必然的に豪華メンバーが一堂に会する構図になる。

1.交流GI組が有利

 過去10回で、前走がJBCクラシックだった馬は[4-4-1-27]で複勝率25%、単複回収率ともに100%超え。さらに前走が南部杯だった馬は[3-2-1-7]で複勝率は46.2%と非常に高く、単複回収率も大幅に100%を超えている。逆にJRAのレースをステップとして臨んできた馬は一昨年のジュンライトボルト(前走シリウスS1着)しか勝った馬がいない。

2.前走4角位置に注目

 過去10回に関して、前走4角7番手以下だった馬は[2-2-1-53]で複勝率8.6%しかない。差し追い込みもしばしば決まるレースではあるが、前走でも末脚にかける立ち回りをしてきた馬が台頭するケースはあまり多くない。

3.前走の人気に注目
 過去10回の連対馬は全て前走が5番人気以内の馬で、特に前走が地方交流重賞の1番人気だった馬は[4-1-1-11]で複勝率35.3%、2番人気だった馬は[2-2-0-6]で複勝率40.0%。

 レモンポップはここがラストラン。昨年のこのレースの覇者で、今年も春のさきたま杯と前走の南部杯で優勝。上記の好走傾向にも全て当てはまっていて、ここは有終の美を飾りそうだ。

 ウィルソンテソーロは昨年のこのレースで、12番人気で2着。今年はJBCクラシックを1番人気で圧勝して臨む。明らかに成長していて、逆転まで十分ありそうだ。

 その他、南部杯でレモンポップに肉薄したペプチドナイル、昨年の勢いはないがキャリアを積んだセラフィックコール、韓国のコリアCを連覇してここへ臨むクラウンプライド、みやこSで重賞初制覇したサンライズジパングも好走の圏内。

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