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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月10日 中京11R 金鯱賞(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 何度か施行時期が変更されてきたレースで、過去には宝塚記念や有馬記念の前哨戦に位置づけられていた時期もあった。現在は3月開催で大阪杯や海外を目指す一線級の始動戦とみなされている。

1.ペースが上がりにくい

 中京芝2000mはスタート直後が上り坂であり、テンから極端にペースが速くなるケースは多くない。また、このレースに関して言えば、中距離GIを見据える馬が多く参戦することもスローペースの要因になる。過去10回で4角1番手の馬は6頭3着以内に粘っているように、前が残るレース。

2.大型馬が強い

 過去10回、500kg以上だった馬は[8-3-9-30]で複勝率40.0%と圧倒的。対して、480-499kgだった馬は[1-4-0-30]で複勝率14.3%、479kg以下だった馬は[1-3-2-36]で複勝率14.3%。

3.間隔が詰まっていると厳しい

 過去10回で、前走から中3週以内だった馬は[1-1-2-25]で複勝率13.8%と不振。ゆとりのあるローテーションで挑んでくる馬を狙いたい。

 ヤマニンサルバムは昨秋から本格化。オクトーバーSを逃げ切り、中日新聞杯も好位から押し切って重賞を初制覇した。ここは一気に相手が強くなるが、大型で前へ行ける強みがあり、間隔もゆったりと好走条件が揃っている。この相手でも楽しみだ。

 プログノーシスは昨年のこのレースで重賞初制覇。その後は札幌記念の圧勝、香港での活躍、強力メンバーと戦った天皇賞(秋)で3着とここでは実績が上。連覇も十分視野に入る。

 ドゥレッツァは5連勝で菊花賞を圧勝。グングン力を付けている。馬格は牡馬にしてはやや小柄だが、前に行けてローテーションもゆったり。ここでも当然有力だ。

 その他、距離短縮で巻き返しが期待できるノッキングポイント、馬格があってゆったりローテのバラジ、距離短縮が良い方に出そうなシーズンリッチなども好走の圏内。

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