netkeiba

【大器の相あり】ミッキーマドンナは血統図通りの大物。母は秋華賞とオークス二冠、半兄ミッキーゴージャスは愛知杯優勝、現役5勝。エピファネイアを配した娘はサイズは450kg。馬体は華奢で薄っぺらいかな? 併せ馬で遅れたりもする。しかしいざ実戦に向かうと、道中はコースロスなく中団待機。まずは折り合いに専念、徐々に外に持ち出し、勝負どころで軽く手綱をしゃくるとグッとハミを咥え加速態勢に突入。上がり3Fのレースラップは洋芝で12秒3-11秒5-11秒5(35秒3)、対する自身の上がりは34秒6。ラスト2F・推定11秒3-10秒9? 見当の出色の加速力で他馬を圧倒。血統馬ってすごい。鞍上のモレイラJもニンマリ。中間も併せ馬では無理をさせていないが、時計数値は目に見えて向上。確実に成長が見込め、モレイラJも再会を待ち望んでいた?

　二の筆頭はコスモス賞2着のゴーゴータカシの粘り腰。パドックや装鞍所でパニックを起こしたりしながらでも、レースに向かえば1・2着。若干一本調子だが、ティータンJなら坂上からもうひと粘りが期待できる。

　三番手にはジェットマグナムを見直し。福島戦のパフォーマンスからすれば、コスモス賞1番人気も当然か。心房細動を発症し7着に沈没したけれど、状態さえ戻れば反転Vに打って出る。新潟・坂コースの中京10Fを確からしい上がりと時計で勝ち抜いてきたモルティフレーバー。シマサンブラック僅差。