丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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9月22日 中山11R オールカマー(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    4

    相手

    1

    5

    6

    7

    11

    12

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    5

    相手

    1

    6

    7

    11

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    11

    相手

    1

    5

    6

    7

    12

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【貫禄】レーベンスティールが後のGIに踏み出す逞しさを備えた。3歳秋、モレイラJのエスコートに応え、当該2200mのセントライト記念を快勝。2分11秒4という決着タイムは翌週のオールカマーより0秒6速かった。しかし香港ヴァーズは長距離輸送で疲弊、5月の新潟大賞典はギアがはまらず11着に沈んだが、エプソムCは1000m通過・58秒3-マイル通過・1分33秒1という澱みのない流れを余裕をもって追走、上がり3Fも33秒7という最速の上がりで2着に悠々2馬身差の完勝。若干立ち姿の後肢が浮き気味だが、身体の張りは増し四肢の動きもさらにダイナミックになった。鞍上はルメールJ、不良馬場の中山9F戦でアタマ差2着という星があり重馬場条件でも大崩れは考えにくい。

 二の筆頭はステラヴェローチェ。皐月賞3着、日本ダービー3着歴のある地力の持ち主。屈腱炎に泣いたが大阪城Sで復活の狼煙をあげ、GI・大阪杯は0秒1差の4着ににじり寄った。前走の札幌記念は1000m通過は60秒5という超スロー。ラスト4Fから11秒台のラップが続き、まんまの逃げ切りを許してしまったが、折り合いを欠き気味でも辛抱強く3着は死守。前走の我慢を戦績アップにつなげるよう工夫もしてくる。秋の長雨は味方になる。

 三番手は4歳馬サヴォーナ。菊花賞はスローに泣き5着、天皇賞(春)は発馬のロスが影響し6着に終わった。函館記念も勝負どころで進路が見当たらず、外に持ち出しトップスピードに乗るのが遅くなってしまったが、馬はすこぶる健康。重馬場に? マークはつくが、中山の2200mはベスト条件という可能性もある。

 惑星はアルビージャ。関越Sは2年2カ月振りの実戦、加えて出遅れ。息遣いやフォームなど確認しながら、慎重を心掛けたぶんワンテンポ仕掛けが遅れてしまったが、上がり34秒0の末脚を繰り出しジワリと0秒3差に接近。中山2200mは[1-1-0-1]、重馬場は[1-0-0-0]。叩き良化ぶんの上積みも見込める。

 サリエラはGI好走歴のあるサラキアやサリオスの妹。体調をうかがいながら番組を選び、5歳という年齢ながら[3-2-1-3]。少ないキャリアの中でGII・目黒記念3着、GIII・ダイヤモンドS首差2着という結果を残してきた。トップギアに入るまでの助走時間を要するが、滑らかにコーナーをイン一気に捌いてくれば上位争いに加わってくる。ロバートソンキーも7歳にして芝は[4-2-2-4]。長期休養を幾度も余儀なくされたが、2年前とはいえオールカマーは2着。前走のジュライSは脚元を慮りダートを使ったが、重め残りもあり着順は参考外。最終追い切りの坂路はスタートから飛ばしビッシリ攻め切り、必勝態勢を敷いてきた。ヤマニンサンパも良馬場の差し比べになれば連下圏内に浮上。

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