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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

9月7日 中山11R 紫苑S(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋華賞トライアル。昨年は本番につながらなかったが、一昨年1着のスタニングローズ、21年1着のファインルージュ、20年4着のマジックキャッスル、19年3着のカレンブーケドールなど近年は後の活躍馬を多く輩出。以前の当レースは秋華賞との繋がりも薄く目立たないレースであったが、重賞に格上げされた16年以降でそのイメージは完全に払拭された。

1.前走GI組が断然

 重賞格付け以降の8回で、前走がGIだった馬は[5-5-4-24]で複勝率36.8%と抜群の成績。前走がオークスだった馬が主流で、3着内に入った前走がGIの馬の内、NHKマイルCからきた昨年のモリアーナ以外は全てオークスからの臨戦となっている。

2.距離延長組は苦戦傾向

 過去8回で、前走から距離短縮となる馬はオークス組が主流だけに[4-5-4-28]で複勝率31.7%、前走も2000mだった馬は[3-1-1-22]で複勝率18.5%なのに対し、距離延長となる馬は[1-2-3-58]で複勝率9.4%。昨年はモリアーナがNHKマイルCからの臨戦で結果を出したが、それ以外は結果が出ることは少ないと考えられる。

3.控えてきた馬が優勢

 過去8回で、前走4角3番手以内だった馬は[2-1-2-44]で複勝率10.2%なのに対して、4角7番手以下だった馬は[3-5-5-42]で複勝率23.6%。中山芝2000mは牝馬にとってタフな条件であるから、先行して押し切ろうとするタイプは苦戦しがちなのかもしれない。

 ミアネーロは前走がオークスで14着と惨敗したが、その前に中山コースのフラワーCを勝っている実力馬。前走よりは今回の方が条件が良く、間隔をゆったりとれたのも好材料だろう。控える競馬をするタイプで、このレースにはピッタリだ。

 ホーエリートも前走がオークスで、こちらは10着。フラワーCでは2着に入っていて、◎とは差がないだろう。こちらもこのレースに合っていて、チャンスは十分。

 その他、距離がカギになりそうだが、実績はむしろ上のボンドガール、中山コースで芝替わり・距離短縮と変わり身要素満点のクリスマスパレード、フラワーC3着のカンティアーモなども好走圏内。

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