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3月17日 中山11R スプリングS(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 3着までに皐月賞の優先出走権が与えられるトライアル。直近だけ見ると目立って活躍する馬はあまり出ていないが、過去にはメイショウサムソン、オルフェーヴル、キタサンブラックなど後のトップホースがこのレースでの勝利を飛躍のきっかけにしている。

1.追い込みは決まらない

 過去10回、4角7番手以下だった馬は[1-3-2-54]で複勝率10.0%しかない。過去10回で4角先頭の馬は3頭しか3着以内に入っておらず、前に行った馬が特別有利というわけではなさそうだが、勝負所で前々に位置する必要はある。

2.大型馬のパワーが活きる

 過去10回で、馬体重が480-499kgだった馬は[2-6-1-28]で複勝率24.3%、500kg以上だった馬も[3-3-4-18]で複勝率35.7%あるのに対し、460-479kgだった馬は[4-1-3-39]で複勝率17.0%、459kg以下だった馬は[1-0-2-17]で複勝率15.0%。パワーのある大型馬が活躍傾向。

3.凡走からの巻き返しは多くない

 一昨年は前走13着だったサトノヘリオスが3着に入っているが、これは近年の傾向からすれば例外的なケース。過去10回で、前走1着馬が[6-6-5-42]、前走2、3着馬が[3-1-3-20]と好走馬の多くを占めており、前走5着以下は[0-0-1-33]。昨年は上位3頭がすべて連勝馬だった。

 シックスペンスは新馬、ひいらぎ賞と無傷の2連勝。共に中山での勝利で、コース適性は高そうだ。前走時の馬体重が496キロで、このメンバー中では2番目の馬格だ(前走馬体重)。素質が高そうで、ここも突破して無傷3連勝を狙う。

 メイショウタバルは前走馬体重基準で最も大きく、先行力もあって好位で流れに乗れる。つばき賞の勝ちっぷりが良く、今の中山の馬場も合いかにも合いそうだ。2走前の除外を除けば2連勝中で、ここも勝って3連勝なるか。

 その他、前走が惨敗も大型でひと叩きされたここは見直したいジューンテイク、2番手から運んだ前走が好内容のコスモブッドレア、小柄も実績上位のウォーターリヒト、新馬勝ちから連勝を狙う良血馬スティンガーグラスなども好走の圏内。

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